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(´ω`)失調症と歩行の話


(^0_0^)題名:失調症と歩行の話

失調症の分類として、障害された体部位により四肢失調と体幹失調に分けられ、失調症による歩行障害には、下肢の失調による下肢接地障害よりも体幹失調によるバランス障害が影響することが報告されている。

歩行における前庭系の関与を調べた研究で、前庭感覚系混乱される動作の後の移動では、歩行よりも走行の方が左右への逸脱が少なく安定するとの報告がある。

さらに、前庭系を刺激する galvanic 刺激中の移動では、歩くより走る方が側方への逸脱が減少することも報告されている。

これらのメカニズムを調べるためにMRI を用いて立位、歩行、走行イメージ中の脳活動を測定された。

その結果、立位や歩行に比べ走行のイメージでは、小脳の活動が増加し、頭頂島前庭皮質の活動が減少した。

前庭性運動失調はRomberg 徴候陽性であり、脊髄性運動失調と異なり方向不定に倒れるのではなく、閉眼によって不安定な揺れを示した後、一定の方向に倒れるという傾向があると報告されている。

(~_~;)参考文献

Morton SM, et al.: Relative contributions of balance and voluntary leg-coordination deficits to cerebellar gait ataxia. J Neurophysiol 89:1844-56,2003

尾野精一 .: 前 庭 性 運 動 失 調 . Clinical Neuroscience 19(11):1230-32,2001

Brandt T, et al.: You are better off running than walking with acute vestibulopathy. Lancet 354:746,1999

Jahn K, et al.:Differential effects of vestibular stimulation on walking and running. Neuroreport 11:1745-8,2000

Jahn K, et al.: Brain activation patterns during imagined stance and locomotion in functional magnetic resonance imaging. Neuroimage 22:1722-1731, 2004


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