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(´ω`)皮膚の話


(´ω`)皮膚の話

・体重の16%をしめる

・皮膚の全表面積は約1.5~2.0 m2

※ 熱傷では全表面積の1/3を超えると生命に危険があるといわれている

※ 肘、膝、手掌、足底の皮膚は厚い

 

<9の法則>

頭 部 :9%

上肢各側:9%

下肢各側:18%(9×2)  合計 100 %

体幹前面:18%(9×2)

体幹後部:18%(9×2)

外陰部 :1%

 

<皮膚の構造>

・表皮、真皮、皮下組織の3層からなる

1)表皮 epidermis

皮膚の最表層で重層扁平上皮

組織学的分類:①角質層、②淡明層、③顆粒層、④胚芽層の4層

 

※ 胚芽層のメラニン細胞

乳頭、乳輪、陰唇、陰嚢に多い

紫外線から皮膚の深層を保護する

 

2)真皮 dermis

表皮の深皮にある結合組織層

主にコラーゲン線維からなり、一部弾性線維を含む

汗腺、脂腺、毛包、血管、神経、平滑筋が豊富に分布

 

3)皮下組織 subcuta neous tissue

疎性結合組織

多量の脂肪組織を含有する

衝撃を和らげ、防寒及びエネルギーの貯蔵

皮神経・皮上皮が走行

皮下脂肪の多い部位 ――― 頬部、乳房、下腹部、殿部

〃  少ない部位 ―― 眼瞼、耳介、陰嚢

 

<皮膚の機能>

①感覚器としての作用

②体表の保護

③排泄作用

④体温調節

⑤栄養分の貯蔵

⑥呼吸

 

<皮膚感覚器>

①表皮、真皮の自由神経終末(痛覚、温覚、冷覚)

②真皮乳頭のマイスネル小体(触覚)

③真皮のクラウゼ小体(触覚)

④真皮のルフィニ小体(触覚)

⑤毛包周囲の自由神経終末(触覚)

⑥毛乳頭と真皮深層の自由神経終末(痛覚)

⑦層板小体(ファーター・パチニ)(触覚)

⑧ゴルジ・マッツォーニ小体(触覚)

⑨メルケル細胞(触覚)

無毛部に存在

 

角質器

<毛 hair>

・手掌、足底、小陰唇を除く全身の皮膚に存在

・毛根(hair root)、毛幹(hair shart)

・毛球、毛乳頭(血管に富む)、毛包(脂腺・立毛筋が付属)

 

<爪 nail>

爪体 ―― 露出部

爪根 ―― 爪の基部で皮膚に埋まっている部分

 

皮膚腺

・汗腺、脂腺、耳道腺、乳腺がある

<汗腺 sweat gland>

・細長い管状の腺

 

(1)エクリン腺(小汗腺)

全身に多く分布し、手掌・足底に豊富

汗の分泌量 ―― 1日に約7リットル

汗の成分 ―― 大部分が水分

体温調節・代謝産物排泄の働きがある

 

(2)アポクリン腺(大汗腺)

腋窩、乳輪、外耳道、肛門周囲など特定の部位に存在

分泌物 ―― 蛋白質、脂質を含む

※ 分泌は思春期に活発となり、精神的因子にも依存する

 

<脂腺 sebaceous gland>

・毛包に付属するものが多い(毛包腺)

・頭部、有毛部、顔、胸に多く分布する

・手掌、足底に脂腺はない

・口唇、鼻前庭、亀頭、陰核、乳頭に独立脂腺が存在する

 

体温

<核心温度と外層温度>

核心温度 ―― 一般に人体内部は一様な恒温状態にあり、その温度が核心温度

外層温度 ―― 体表に近づくにつれ温度が低下するので外殻を冷たい末梢組織が囲ん

でいると考え、その温度を外層温度という

<正常動揺>

日周期リズム

体温最高時 ―― 午後3~6時

体温最低時 ―― 午前5~6時

※ 乳幼児の体温

幼児:中枢が不安定なため、日周期リズムの振幅が大きい

乳児:汗腺の数が少なく、放熱が少ないので外界の気温が高い時には

37.5℃にもなる

 

<運動時の体温変化>

体温の上限 ―― 44~45℃(40~43℃でも10時間続くと死に至る)

体温の下限 ―― 33℃ 意識消失

30℃ 体温調節機能低下

28℃ 心筋に細動が起こりやすく、これにより死に至る

<腋窩温>

36.8℃

 

<女子の基礎体温>

最も体温の低い早朝6時頃の体温を基礎体温という

 

<体熱産生>

①基礎代謝

・適温、安静時には、骨格筋・肝臓・脳などの熱産生が多い

②甲状腺ホルモン(サイロキシン、トリヨードサイロニン)

③筋肉運動

④その他 交感神経、副腎皮質ホルモン

(筋活動を促進させる)

⑤ふるえ

<体熱発散>

・輻射(放射)、伝導、対流、蒸発

 

1.伝導(conduction)

・物体を構成する分子は相互に振動しており、高温になる程この振動を誘導し、

物質の移動無しに熱エネルギーが高温部から低温部へ直接伝達される現象

・空気、水、固体などへの熱伝導によるもの

 

2.対流(convection)

・気体もしくは液体の一部が温められて他の部分より高い温度になると、温められた部分の分子の振動が激しくなって膨張し密度が小さくなる.したがって相対的に他より軽くなって上昇し、この隙間に他の部分が入り込む熱によるこの作用を対流という

・空気、水などの対流により熱を伝えること

 

3.変換熱(赤外線など)

・電気、超音波、超短波などのエネルギーを熱エネルギーに変換して与える物

輻射熱も含める

※ 輻射(radiation)媒介物を必要とせずに熱を与えること.この時、中間

の媒介物に何ら影響を与えない

物質から放出される電磁波のこと.または、この電磁

波が空気中や媒介物に何ら影響を与えることなく熱エネルギーを運搬する現象

<熱放散の調節>

1.発汗

2.皮膚血管での調節

環境温(高)―― 皮膚血管拡張 → 血流増加 → 身体内部から皮膚への熱で→皮膚温増昇 ⇒ 皮膚からの熱放散増加

環境温(低)―― 皮膚血管収縮 → 血流減 → 皮膚温低下 ⇒ 熱放散減少

 

※ 皮膚温を上昇させる影響  皮膚から ――中枢から(視床下部・延髄・脊髄)

・熱放散中枢(温熱中枢)―― 前視床下野

・熱生産中枢(寒冷中枢)―― 後視床下野

\(//∇//)\参考文献

実習対策レポート.皮膚


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