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(*´∇`*)Head up tilt試験の話


(^o^)題名:Head up tilt試験の話

一般的に副交感神経を刺激すると気管が狭窄するといわており、慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、気道平滑筋の緊張、
気道分泌の亢進がみられる。

COPDは、抗コリン剤が有効なことなどから、副交感神経と気道狭窄が密接な関係があると考えられている。

COPD患者における心拍変動解析を用いた自律神経の評価では、安静時の副交感神経活動は亢進し、立位などの負荷に対する自律神経系の反応性は低下していると報告されている。

Head up tilt(HUT)試験における自律神経系血圧調節の機序は、HUT で下半身への血液は鬱滞し、静脈還流量が減少する結果、低圧系の心肺圧受容器及び高圧系の動脈圧受容器反射による交感神経緊張と副交感神経抑制が惹起され、血圧が維持される。

受動的な起立負荷であり、下肢筋の随意収縮による血液貯留の軽減が少ない為に圧受容器反射による賦活が刺激に強く、再現性も良い。

先行研究で健常者は立位負荷後の動脈圧の低下を約30秒で回復している。

勉強になります。

(^0_0^)参考文献

Dixon WE,et al.:Contributions to the physiology of the lungs.J Physiol 23:97-173,1903

Gross NJ,et al.: Anticholinergic agents in chronic bronchitis and emphysema. Postgrad Med J 63:29-34,1987

Massimo Pagani,et al.: Effects of aging and of chronic obstructive pulmonary disease on RR interval variability.Jounal of the Autonomic Nervous System 59:125-132,1996

水牧功一・他:Head-uptilt testとその適応 自律神経:44,221-228,2007

岡本恵介・他:自律神経検査ヘッドアップ・チルト試験.Medical Technology :50,186-190,2002

Caroline A.Rickards,et al,:A comparative assessment of two techniques for investigating initial cardiovascular reflex under acute orthostatic stress .Eur J Appl Physiol 90:449-457, 2003


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