スポンサード・リンク

(´・ω・`)関節リウマチと心理的問題の話


「関節リウマチと心理的問題」の画像検索結果

(^o^)題名:関節リウマチと心理的問題の話

リウマチが一般の内科疾患と基本的に異なる点として①痛みを伴うこと、②将来障害者

になるかもしれないという不安があること、の2点をあげることができる。どちらもかかったものでないとわからない苦しみといえるであろう。これらの特徴をよく理解したうえで、リウマチをいかに受容させるかが心のケアの基本といえる。

リウマチ患者の心理の推移として

①不安と否定

②闘いと迷い

③受容:リウマチの受容、障害者の受容

の3段階がある。

よくリウマチ患者は、一般的に知的滑動は良好だが、内向的・否定的・無か集うな人が多いといわれるが、これはコンテにある痛みや変形などから、身体的、心理的、社会的に諸々の活動制限が生じ、その状況をよく理解するだけに、だんだんと内向せざるをえないのである。

 

1.不安と否定

関節に痛みや腫れが現れたとき、ほとんどの人は痛みをとってもらいに病院を訪れる。そのころは、これらの関節症状がリウマチからきたものと理解している人は少ない。

発症時のタイプにもよるが、いずれ関節症状が長引くにつれ、大部分の人はリウマチを心配するようになる。自分がリウマチではないかという不安、いやそんなはずはないという否定、両方の気持ちが交錯する時期が続く。 医師は、症状を診断基準に照らし合わせ、RAか否かを決定する。その言葉は、ときには癌の宣告にも似た響きを持つようである。患者自身の性格にもよるが、このときの説明はもっとも神経を要するものである。

RAを宣告しなければならないとき、医療者側のケアの原則は、心身症などと同様、受容、支持、保証の3つが基本といえる。以上の3原則を言葉で表わすと、以下のようになると思われる。

初診リウマチ患者への言葉

・受容「これは痛かったでしょう、朝のこわばりのため大変ですね」

・宣告「残念ながらリウマチに間違いありません」

・支持「しかし辛抱強く治療すれば大丈夫ですよ」

・保証「治療の効果があがれば、きっと元気な体にもどることができます」

症例によっては単に痛みをとってほしいだけの例もある。しかし大部分の例は、痛みや将来に対する不安もあり、まじめに治療を受ける例が多いようである。

この時期は治療する側も、シオゾールを使うか、鎮痛抗炎症剤のみでいこうか、ステロイドを入れようか、などと悩む。発症初期のRAを治療する場合は、医療者側もいろいろな意味で迷う。

というのは、この時期の治療が中途半端に終わると、患者は疑心暗鬼に陥る。そして、次に述べる闘いの心が長く続くことになる。とにかく、お互いの信頼のもとに患者とともに、前向きの姿勢で取り組んでいくのが正しいあり方といえるであろう。

 

2.闘いと迷い

不安と否定の時期を終え、なおリウマチの活動性の続いている例、治療抵抗性の例で比較的この状態が長く続く。また、闘いの時期は、体力に自信のある人ほど長く続くようだ。この時期は民間療法に走る危険が高い時期でもあり、この状態を早く克服し、受容にいたるように指導していく必要がある。その意味では、この時期のケアは大切な意味を持っていることを知っておかなければならない。

実際、不適切な医療を受け、医療不信に陥っている例もある。とにかく患者がリウマチを受容できるよう、導いていかねばならない。

闘いの時期にあるリウマチ患者への言葉

「リウマチと決して真っ向から喧嘩してはいけません」

「リウマチと上手に付き合い、共存していくべきです」

「そのうちリウマチはコントロールされるようになります」

この時期は患者自身にさまざまな迷いのある時期でもあり、ときにはリウマチが治らないいらだちを他人にぶつける例もある。リウマチ教室などを通じて、早く正しい知識を身につけさせるのも1つの方法だと思われる。

 

3.受容

受容とは、リウマチを心から受け入れ、前向きの姿勢で(目的本位)生きていける状態をいう。RAの受容には、リウマチの受容と障害者の受容がある。

 

(1)リウマチの受容

「自分はリウマチという病気にかかってしまったんだ。仕方がない。くよくよせずにまじめに治療を受けよう。とにかく目的本位に人生を生きていこう」

これがリウマチの受容である。患者自身がRAという疾患を正しく理解し、前向きに治療に取り組むよう指導することが大切である。

 

(2)障害の受容

RAは大部分の例は進行していく。その結果、変形を生じ、一部の例は障害者への道を余儀なくされる。当初は、決して自分を障害者と認めようとはしない。そのためかえって障害を進行させてしまうことがある。関節や筋肉に障害を生じた場合、早くそのことを認めて、リハビリテーションや薬物治療を受けさせる必要がある。

自分を障害者と認めることは勇気のいることである。励ましと支えをもって、受容にいたるよう見守っていくべきである。いったん受容にいたった患者は、リハビリテーションにも積極的になり、見違えるように元気になり、心のケアの大切さを痛感することになる。

 

①高齢者のあきらめの問題

ここで問題になることは、とくに高齢者の場合に見られるあきらめの問題で、高齢の患者はがんばって痛みが増すよりも、寝たきりでもいい、楽にしたいと訴える例がしばしばある。これは受容ではない。しかしながら、早く楽になりたい、死んだほうがいいといった訴えは、時に真に迫り、言葉を失うこともある。本人のQOLを十分考慮し、正しい受容の道を真剣に考えていかなければならない。

②甘えの問題

障害の状態が長く続いたRA患者は時に自分の境遇に甘え、必要以上に他人に同情を求めたり、身の回りの世話を強要することがある。これは真の意味で受容とはいえない。時に患者を叱咤し、励まし、RAを受容させ、さらに前向きに、リハビリテーションに参加させる必要がある。

 

③患者のRAの受容を受け止めて

最終的には、患者と医療者側の人生観の問題にもなってくる。この点がリウマチ患者の難しさである。患者が早くリウマチを受容し、前向きに治療に取り組めるよう指導していくことが、リウマチ患者の心のケアであるといえるだろう。

いったん受容したつもりの例も、症状の悪化や、自由を奪われることにより、また迷いの段階に逆戻りしたり、将来への不安に悩まされる例もある。そのため、とにかくまず目的を設定し、それに向かって生きる目的本位の人生をと思われる。

「関節リウマチと心理的問題」の画像検索結果

(^0_0^)参考文献

医療学習レポート.関節リウマチと心理的問題


スポンサード・リンク