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(*´ー`*)骨壊死の話


(゚∀゚)題名:骨壊死についての話

骨への血流の遮断によって骨壊死が起こる。広義の骨壊死には、成長期に起こる骨端症、原因のはっきりしない一次性(特発性)骨壊死、直接の原因がはっきりしている二次性(症候性)骨壊死がある。

「骨端症」

主として成長期に起こる骨端症は長管骨の骨端核(第二次骨核)、短管骨の第一次核あるいは骨突起に発生する阻血性骨壊死である。X線像では硬化陰影、濃淡不整、扁平化などが認められる。時間の経過とともに骨組織は再生し修復される。骨端症のほとんどは血行路に不安のある部位に対するストレスが原因と考えられているが、原因不明なものも多く、外傷、素因、内分泌異常などが考えられている。病態から分類するといくつかのタイプがあり、圧潰型、剪断型、牽引型に分けられる。

骨端症の治療は原則として安静であるが、Perthes病、Panner病は初期治療により予後が左右される。成人に発生する骨端症としてFreiberg病、 Kienbock病などがあるが、完治は困難である。

 

【圧潰型】:すべて関節荷重面にあるため二次性に圧潰をきたし、関節の機能障害をきたす。

 

Kienbock(キーンべック)病(月状骨軟化症):20~40歳の、手をよく使用する男性に多い。手関節部の安静時痛、背屈時痛と月状骨に一致した圧痛を認める。初期には保存療法が選択されるが、病期が進むと手根骨の配列異常や変形性関節症を生じる。様々な手術療法が行われている。

第1Kohler(ケーラー)病(足舟状骨):3~7歳の小児で発症する。足部内側や足背部の疼痛を主訴とする。対症療法により1~2年で治癒することが多い。

Freiberg病=第2 Kohler病(第2中足骨):10歳台の女性に多い。軽症では自然修復されるが進行例では関節症変化を呈する。

Perthes(ペルテス)病(大腿骨頭、頚部):5~8歳の男児に好発する。約10%が両側性である。股関節痛が主であるが、膝痛で来院する場合もあり注意を要する。外転内旋制限が強い。年齢が高い(おおよそ7歳を境にして)ほど予後不良である。

Panner病(上腕骨小頭):4~10歳男児の利き腕にみられる。肘関節の軽度の疼痛と可動域制限がみられ、外顆骨端核全体が壊死に陥る。肘関節の安静を保つことが原則であり、予後は良好で後遺障害をほとんど残さない。

Scheuermann(ショイエルマン)病(椎体):10~13歳の、女子にやや多い。X線像では椎体の楔状化や胸椎の後弯などを呈する。疼痛の著しい例、脊髄麻痺を合併している例、後弯が強度な例では手術の適応となる。

Blount(ブラント)病(脛骨近位):1~3歳で発症するinfantile type と8~13歳で発生するadolescent type がある。膝の内反変形、内方動揺性、下腿の内旋がみられる。

 

【牽引型】:大きな筋力が作動する骨突起に発生する。 Osgood-Schlatter病とSever病が最も有名である。

 

Osgood-Schlatter (オズグッド・シュラッター)病(脛骨粗面):12~15歳の男児に多く、脛骨結節に限局した圧痛がみられる。 20~30%は両偕性である。一般に成長が終われば疼痛はなくなるが、成人になっても疼痛の残存する例もある。局所の安静など保存療法でよいが、たびたび再発する例では手術も行われる。

Sever(セバー)病(踵骨):10歳くらいの男子に多い。誘因なく踵部痛を訴える。予後は良好で、体育、運動を控える、厚底の柔らかい靴にするなどで治癒する

 

【剪断型】:剪断型として最も頻度の高いものが離断性骨軟骨炎である。肘関節の上腕骨小頭に発生するものが多い。

 

肘関節離断性骨軟骨炎:10歳台の男子に好発。投球動作時の痛みを訴えることが多い。

X線像では上腕骨小頭に限局した透明巣が認められる。

 

膝関節離断性骨軟骨炎:12~20歳の男子に好発。発生部位は大腿骨内側顆の外側面で、歩行、ランニング時の疼痛を訴えることが多く、大腿骨の顆部関節面に限局した圧痛を認める。病巣が荷重部にある場合には手術が選択されることが多い。

これらの内容は試験などには良くでますよね。

( ´ ▽ ` )参考文献

医療学習レポート.骨壊死


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