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(´-`;)片麻痺患者とROM訓練の話


(~_~メ)題名:片麻痺患者とROM訓練の話

●片麻痺患者と関節可動性

片麻痺患者の麻痺側関節の動きにくさの原因は、筋緊張異常・不動・画一的な運動など様々な要因による。スムーズで多様な身体運動に対応するための準備として、原因に合わせた関節の可動性を確保することが重要である。

臨床上、関節可動域制限をきたしやすい麻痺側足関節背屈・股関節伸展・内旋・外転・手指伸展・手関節背屈・肘関節伸展・肩関節屈曲・外旋方向には注意が必要である。筋緊張亢進による可動性の低下には、筋の持続的な伸張運動が有効といわれている。加えて、四肢の動きを確保するために、体幹・骨盤帯の運動性と安定性を確保しておくことも大切である。ROMexは単に他動運動をPTが行うだけでなく、将来的に自己管理が出来ていくように動作の中で管理できる関節運動や、患者自身が練習できる関節運動を把握し積極的に利用していく。また、肩甲帯を含む上部体幹部分は、バランスをとるために抗重力姿勢では常に力が入っていることが多く、可動性が損なわれやすい。体幹部分は案外見落とされやすいが、運動の自由度に大きく関わる部分であり、注意する必要がある。

 

●目的

①正常な筋緊張の維持

②軟部組織の癒着防止

③関節拘縮の防止

④局所の循環改善

⑤覚醒水準の改善(脳幹網様体賦活系への刺激)

⑥機能的動作実施のための準備

⑦関節痛の軽減(不動性関節炎の防止)

⑧固有受容器の刺激による筋再教育

 

●開始時期

呼吸や心臓が安定・落ち着き次第

脳出血→発症後数日以内

脳梗塞→発作直後

 

●注意事項

①健側から行って安心させ、患側の運動を行う。必ず左右とも行う。

②体幹に近い方の関節を固定し、痛みが起こらない範囲内でゆっくり行う。

③関節の全可動域にわたり行うのが原則であるが、発作直後意識の低下している時は、その約2/3程度の範囲にとどめるのがよい。

④各運動動作は1関節5~6回行い、1日に2~3回実施する。

ある程度指示が分かるようになったら、できるだけ早く健側の四肢の助けを借りて自己他動運動を進める。

(/^-^)参考文献

医療学習レポート.片麻痺患者とROM訓練


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