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(*´-`)経膣超音波検査の話


「経膣超音波検査」の画像検索結果

(@_@;)題名:経膣超音波検査の話

●経膣超音波検査

経膣超音波検査は、女性の解剖学的特徴を利用した合理的な超音波検査といえる。つまり超音波プローブを膣内に挿入し、膣円蓋を介して骨盤内臓器を観察することを可能にした。そのことは観察臓器の近傍にプローブをもっていけることから、高周波超音波が利用可能となり、高解像度の画像を簡便に得られるようになった。双手診などによる内診所見では得られない所見を得ることができるうえに情報量もかなり多いことから、内診には欠かせない検査となっている。

経膣超音波検査の対象になるのは、プローブから約7~8cm以内に局在する骨盤内臓器である。

婦人科悪性腫瘍の診断においては以下の目的が考えられる。

①子宮の位置・形態、子宮内膜の変化

②卵巣の位置・形態

③骨盤内腫瘍の穿刺・吸引

④子宮内腔の確認

⑤子宮体部腫瘍(子宮体がん、子宮内膜増殖症、子宮筋腫、子宮腹筋症など)の観察・診断

⑥卵巣腫瘤の観察・診断

⑦膀胱内病変

⑧ダグラス窩に貯留する血液や腹水の観察・吸引

経膣超音波検査は、比較的簡便で侵襲も少ない検査法と思われるが、検査手技から連想される羞恥心には心配りが必要である。棒状のプローブを膣内に挿入して、上下左右に操作しながら骨盤内を観察する検査であるため、患者にとっては不安と恥ずかしさがつきまとう。そのため患者心理を理解したうえで同意を得ることが重要である。

経膣超音波検査は以下のようにして実施する。

①検査前に(実際は内診前に)排尿して、膀胱を空虚にする。

②内診台で砕石位(截石位)の体位をとる。

③コンドームの内部に超音波検査用のゼリーを入れてプローブに被せる。

④コンドームのうえから水をつけるかゼリーをつけるかして、プローブを膣口より挿入する。次にプローブを動かして、対象臓器を観察するが、診断上重要と思われる画像をプリントアウトしてカルテに添付する(場合によっては、患者に超音波検査所見を見せながら説明する)

 

●看護

(1)説明および準備

内診前には内診室の環境を整え、室温の調節をしておく。また、内診台や照明を点検し、洗浄液や殿部に敷く防水紙などの必要物品を準備しておく。

①膀胱・直腸の充満を避ける:内診の前に排尿を促し・膀胱をからにしておく。子宮と膀胱は隣接しているので、膀胱をからにすると下腹部の緊張をとくことができ診察を容易にする。病態によっては、尿検査や腹部超音波検査が実施される。その場合は,排尿をしないように説明する。また浣腸が必要になることもある。

②不安や羞恥心の軽減:内診の必要性や方法、必要とする時間を説明し納得を得る。とくに初診の患者、若年者や高齢者、未婚の患者は・羞恥心が強い傾向にあるので、内診台に上がるところから付き添い・声かけを行って緊張感をやわらげるようにする。また、声の大きさや調子にも注意する。

③適切な体位:内診台では一般的に裁石位がとられる。内診台に沿って両足や殿部の位置を誘導し、転落の防止につとめる。内診台は高くて狭いので、高齢者や肥満した人の昇降時はとくに気をつける。また、診察が容易にできるように股間を十分に開いてもらう。殿部があたる部分に防水紙を敷き・衣類が汚染されないように上着は殿部から背部へと引き上げておく。

 

(2)検査中の介助と看護

実際の介助では内診がすみやかに、また患者の苦痛が少なく行えているかを観察する。介助の不手際で患者の苦痛を増強させないよう、機敏な態度が要求される。以下に内診介助時の注意点をあげた。

①内診中は看護師が必ず介助につき、緊張をやわらげ診察が容易に行われるように援助する。なお、安易に席をはずしてはならない。両手を胸の上におき、静かに口呼吸を促しながら腹壁を弛緩させる。股間を十分に開いた状態が維持できるように、呼気はゆっくりと吐くように指導する。

②保温をはかりながら露出部分を最小限にする。腹部や両足はバスタオルやシーツなどの掛けものでおおい、周囲の人々の目からは隔絶させ、羞恥心の軽減をはかる。

③照明に配慮し、明かりが診察個所に十分にあたるように調節する。

④医師の使用する診療器具や器材を適切に渡し、診察がスムーズにいくように介助する。

⑤洗浄液や消毒液が腰部にまわり、衣類が汚染されることを避けるために診察中は腰を浮かせないように注意する。

⑥正確な濃度の洗浄液や消毒液を準備し、必要に応じて温度を調節する。

⑨長時間、内診台の上で待たせたり、周囲で笑ったり、ひそひそ話をしたりすることはつつしむ。

(3)検査終了後の介助と看護

検査後は物品のあとかたづけを行う前に、患者の状態を観察する。身体的汚染や痛みがないかを把握する。以下の点に注意し、検査を終了する。

①検査終了後は、下腹部または外陰部の痛みの有無と程度を確認する。

②外陰部や殿部が血液・分泌物・消毒液などで汚染されている場合があるので清拭して乾燥させる。ゆっくりと内診台からおりるのを介助し、衣服を整えてもらう。

③患者の殿部に敷いた防水紙はそのつど交換して感染の防止をはかるとともに、次の患者に不快感を与えないように配慮する。

④使用した器具類をかたづける。

⑤換気を行い、清潔な環境を維持する。

「経膣超音波検査」の画像検索結果

(・.・;)参考文献

医療学習レポート.経膣超音波検査


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