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(/ω\*)動脈血酸素分圧と動脈血炭酸ガス分圧の話


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(´・ω・`)題名:動脈血酸素分圧と動脈血炭酸ガス分圧の話

・動脈血酸素分圧(PaО2)

若年者の正常値の平均は95Torr(85~100Torr)であるが、加齢とともに低下し、60歳では80Torr以下まで低下する。PaО2低下した状態を“低酸素血症”といい、肺胞低換気、拡散障害、換気血流比不均等などによっておこる。パルスオキシメータによる動脈血酸素飽和度(SaО2)の基準値は97~98%であり、これはヘモグロビンとの結合状態を表す指標であり、臨床の場において測定が普及してきている。60Torr以下が呼吸不全の基準となっている。

 

・動脈血炭酸ガス分圧(PaCО2)

健常者では年齢を問わずPaCО2の値は35~45Torrで一定している。換気能を判断することができ、高炭酸ガス血症は低換気状態を、低炭酸ガス血症は過換気を意味する。

 

低換気・・・呼吸回数の減少、呼吸深度・強度の減少により、チアノーゼや二酸化炭素の増加と血圧の上昇を生じる。少しだけ空気を吸っているが、必要量の半分以下しか換気(一回の呼吸で入れ替える空気の量)していない状態。呼吸量の減少によるアシドーシスを呼吸性アシドーシスという。

過換気・・・呼吸回数の増加、呼吸深度ならびに呼吸強度の増加、換気量の増加により、低二酸化炭素血症と呼吸アルカローシスを生じ、めまいや失神、手指・足趾のしびれ感を伴う。過度に呼吸し過ぎて、そのため体内の炭酸ガスが過度に体の外に排出した状態。

 

酸塩基調節・・・腎とともに肺の生理学的作用によって、体液のpHは一定の範囲に調節される。種々の原因によって肺胞低換気が起こると、炭酸ガスが蓄積し、pHが低下し、呼吸性アルカローシスを呈する。また、過換気があると炭酸ガスの低下によりpHが上昇し、呼吸性アルカローシスとなる。動脈血のpHおよび炭酸ガス分圧によって診断される。

 

・アシドーシスとアルカローシス

正常体液のpHは7,4で、その変動の幅は±0,05くらいである。したがって、正常時のわれわれの体液はややアルカリ性である。血液のpHが7,4±0,05より高くなる場合はアルカローシス、それ以下に下がる場合はアシドーシスという(pHが7.36以下を酸欠症といい、pHが7.44以上をアルカリ血症という)。血液のpHが7以下あるいは7,7以上になると、われわれは生命の危険に脅かされる。

 

・アシドーシス、アルカローシスの代謝性変化

呼吸困難があるときには、CО2の排出不全が起こり、それによって一次性変化としてPCО2が上昇し、血漿pHは低下する。このような状態が持続すると、代謝的に腎におけるH+分泌、HCО3-産生機能が高まり、血漿pHを正常に戻そうとする。呼吸性アルカローシスの場合には、これとは逆に、腎でHCО3-産生を抑えるという代償機能が現れる。代謝性アシドーシスが持続する場合には、呼吸性の代償作用、すなわち呼吸の促進が起こり、PCО2を下げて、血漿pHを正常に戻そうとする。代謝性アルカローシスの場合にも、呼吸抑制によるPCО2増加という代償性の反応がみられる。

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( 一一)参考文献

医療学習レポート.動脈血酸素分圧と動脈血炭酸ガス分圧


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