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(*´∇`*)ヒトと発生の話


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○受精0~2週(胚子前期):受精卵~胚までの期間

受精→卵割→桑実胚→胞胚→着床→2層性胚盤の期間

 

受精:雌雄の生殖細胞が合一すること。

卵割:受精後、胞胚期までの胚の細胞分裂をいう。卵割の過程では細胞の成長がないので、各細胞は小さくなり、胚全体の大きさは変わらない。

桑実胚:動物の発生の初期に出来る胚。割球※1のまだ腔所の出来ていないもの。形状は桑の実に似ているところからいう。

胞胚:多細胞動物の発生初期にあって、卵割期につづき原腸※2形成の開始されるまでの胚。表面に層をなして細胞が並び、中空の球状になるが、形態は未分化。

着床:受精卵が子宮粘膜に定着すること。妊娠の始まり。

二層性胚盤:内細胞塊が分化してできる2種類の細胞層からなる盤状構造(胚盤)。受精8日頃に形成され、この時には卵はすでに子宮内膜に着床している。

 

※1割球:受精卵が卵割を開始して後、まだ形態上は未分化の状態にある細胞。胞胚期までをいう。卵割球。分割球。

※2原腸:発生中の胚の表層の一部が内部に陥入して作る腔壁で、将来消化管の主部を形成する部分。

 

○受精3~8週(胚子期):胚~胎児までの期間

三層性胚盤の形成―――鰓弓※1の形成

外胚葉       体節の発生

中胚葉       神経管の発生と中枢神経系の発生

内胚葉       心拍の開始

四肢の形成

 

胚葉

1外胚葉

A神経外胚葉:脳、脊髄、脳・脊髄神経、網膜、松果体※2、副腎髄質※3、脳下垂体後葉※4、知覚神経節などが出来る。

B表層外胚葉:表皮、爪、毛、皮脂腺、乳腺、内耳、水晶体、脳下垂体前葉※5、歯のエナメル質、瞳孔括約筋、瞳孔散大筋などが出来る。

 

2中胚葉

骨、筋、結合組織、腹膜・胸膜・心膜、心臓・血管、リンパ管、血液細胞、泌尿・生殖器の大部分などが出来る。

 

3内胚葉

消化管・呼吸器の上皮、肝臓、膵臓、膀胱・尿道、鰓弓由来の器官などが出来る。

 

※1鰓弓:鰓弓は頭部に近い腹側に中胚葉から左右6対が形成される。それぞれの内部に、固有の血管、神経、骨・軟骨をもっている。鰓弓の間には鰓嚢(内胚葉)と鰓孔(外胚葉)が生じる。体節は頭部より後方の背側に中胚葉から形成される。

鰓弓の血管からは大動脈とその枝の総頚動脈、鎖骨下動脈が分岐し、神経からは三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経あるいは副神経が生じる。骨・軟骨からは舌骨、耳小骨、喉頭の軟骨がつくられる。鰓嚢からは中耳、耳管、口蓋扁桃、甲状腺、上皮小体、胸腺がつくられ、鰓孔は消失する。

 

※2松果体:視床の後面において手綱によって手綱三角と連なる松果状の小体で、上丘の間でその上方に位置する。松果体は内分泌に属し、膠細胞を混える大きな細胞の密集したもので、中に脳砂という石灰質の小体を含む。松果体から分泌されるホルモンとして、メラトニンがあり、分泌は昼間に少なく夜間に多い。それはヒトの日周リズムに関与するといわれる。また生殖腺の早期発育を抑制し、松果体の発育不全は性早熟をきたすといわれている。

 

※3副腎髄質:アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどのカテコールアミンを合成・分泌している。カテコールアミンは交感神経系の機能を増強すると共に、糖質代謝にも関与し、特に緊急の有害刺激に対して生体を抵抗させるのに重要なホルモンである。ちなみに副腎皮質は中胚葉性で、副腎髄質の外胚葉性。

 

※4脳下垂体後葉

1)バソプレッシン:血圧上昇と抗利尿効果。

2)オキシトシン:子宮筋の収縮。

が分泌される。下垂体後葉には腺細胞らしきものはなく、後葉ホルモンは視床下部の視索上核および室傍核の神経細胞でつくられ、その軸索を伝わって下垂体後葉にいく(視床下部下垂体路)。

 

※5脳下垂体前葉

1)成長ホルモン(GH、STH):身体の発育を促す。

2)プロラクチン(乳腺刺激ホルモン;LTH):黄体の機能を維持し、乳腺の発達、乳汁の分泌を促す。

3)甲状腺刺激ホルモン(TSH):甲状腺ホルモンの分泌を促す。

4)卵胞刺激ホルモン(FSH):卵胞の発育を促す。男では精子形成を促す。

5)黄体化ホルモン(LH):排卵と卵胞の黄体化を促し、男では精巣の間細胞からの男性ホルモンの分泌を促す。

6)副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)副腎皮質の束状帯からの糖質コルチコイドの分泌を促す。

 

○受精9~38週(胎生期):胎児の期間

器官の形成

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