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(≡^∇^≡)尿道下裂の話


尿道下裂とは

 尿道の先天異常のうち最も多く見られるもので、外尿道口が亀頭先端に開かず、陰茎腹面、陰のう、会陰に開口しており、高度のものは半陰陽の外観を呈し、出生時、性の判定を誤ることがある。原因として遺伝、精巣機能不全、妊娠初期のプロジェステロン剤の投与などがあげられているが詳細は不明である。

病態アセスメント

 陰茎が索状物によって下方に彎曲しているため、立位による排尿は困難でかつ正常な性行為もできない。精神上の理由のため学齢期までに手術を完了するのが望ましい。排尿が自立し、行動範囲が拡大される時期にあるため、母児ともに環境に配慮し、精神面、清潔面の援助が必要となる。

診断

 視診によって尿道口の位置異常と特徴的な陰茎、外陰部の形態から診断される。

治療

 索切除術によって陰茎の腹側屈曲を是正するとともに、尿道を亀頭部まで形成する尿道形成術を行う。索切除術と尿道形成術を1回で同時に行う一期的手術と約6カ月の間隔を置いて2回に分けて行う二期的手術とがある。

看護計画(術前)

Ⅰ.病態アセスメント(術前)

 立位による排尿が困難なため、排尿の自立に対し他児との違いや羞恥心を感じやすいと思われる。児の性格を把握し母児との関わりを配慮した精神面、清潔面の援助が必要となる。

看護計画(術後)

Ⅰ.病態アセスメント(術後)

 手術を受ける対象が学齢期以下のことが多いため、尿道バルンカテーテル挿入中の疼痛や違和感に対する管理と尿道バルンカテーテル抜去後の排尿状況を適確に把握することが重要となる。


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