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(°▽°)子宮癌検診の話


「子宮癌検診」の画像検索結果

●目的

子宮がんは早期治療を行えばほとんど治癒することから、早期発見が特に重要である。

子宮がん検診は、子宮頚部及び子宮体部に発生するがんを、早期に発見し、早期の治療に結びつけることを目的としている。

●対象者

30歳以上の女

●子宮頸がんの検診

(1)一次検診

問診・視診・子宮頚部の擦過細胞診(主に頚部がん)及び内診(自己採取法もあるが精度に問題あり)

①擦過細胞診

・目的

現在、わが国では子宮頚部の細胞診について1978年日本母性保護医協会がパパニコロウ原案とは若干異なった形のクラス分類を発表し、この分類の使用をすすめている。

〈細胞診クラス分類〉

クラスⅠ:正常

クラスⅡ:異常細胞を認めるが良性

クラスⅢ:悪性を疑うが断定できない

Ⅲa:悪性を少し疑う

Ⅲb:悪性をかなり疑う

クラスⅣ:きわめて強く悪性を疑う。上皮内がんを想定する

クラスⅤ:悪性である。浸潤がんを想定する

クラスⅢa以上の診断がついた場合、パンチバイオプシー、円錐切除を行い、得られた組織をH-E染色し、確定診断されることになる。

・手順

子宮頚部スメア

①体位は切石位とし、膣鏡を挿入する。

②スライドガラスに鉛筆で日付、名前、年齢、擦過吸引の区別を記入し準備する。

③生理食塩水に浸した綿棒を子宮頚部に擦過(こする)して細胞を採取する。

④綿棒で採取した細胞をスライドガラス上に軽くたたくように塗抹し、乾燥を防ぐためにすぐに固定容器の中に安置する。

⑤固定されたスライドガラスはパパコロニー染色され、検鏡し判定される。

・看護

①患者に検査の目的、方法を説明し不安を除く。

②検査中は口呼吸を指導し、身体の緊張をとるよう常に声がけをする。

③検査後、擦過による少量の出血を認めることもあることを説明する。

④検査結果が判明する来院日を説明する。

⑤資料を渡す。

 

(2)精密検査:コルポスコピーにおける円錐切除組織診

・目的

本法は子宮頚部表面に集光証明を当てて、これを拡大して観察する方法である。

肉眼的には正常と識別できない早期がんでも、10~20倍に拡大して観察すると、腫瘍組織に伴う表層の2次的変化を認めることができ、良性と悪性の鑑別が容易となる。

これにより異常所見が認められれば、組織切除(狙い組織診)を行い、組織診によって診断を決定する。

施行法としては、前処置をせずそのままの状態で観察する単純膣拡大鏡診と、3~5%の酢酸液を子宮膣部に塗布してから行う加工膣拡大鏡診とがある。

通常、前者を行った後に酢酸加工診を行う。

酢酸を使用することにより、粘液を凝固させて除去しやすくなること、さらに毛細血管を収縮させるとともに異常粘膜を膨化させることなどのために、腫瘍独特の増生像として認められるようになる。

・手順

①体位は切石位とする。

②膣鏡を挿入し、膣内を洗浄し綿球でふきとる。

③コルポスコピーにて子宮頚部を観察する。

④単鉤鉗子で子宮頚部を把持し、病変部位を試験的切除鉗子で切除し、生殖入りのシャーレの中に入れる。

⑤採取した切片は10%ホルマリン固定液にいれ、日付、名前を記入する。

⑥切除部位にヨード末、フランセチンT-Pを散布し、ガーゼを挿入する。

⑦ホルマリン固定された切片は顕微鏡下で組織学的に検査する。

・看護

①患者に検査の目的、方法を説明し不安を除く。

②検査中は口呼吸を指導し、体の緊張をとるよう常に声がけをする。

③検査後、患者に検査後の注意事項を十分説明する。

④円錐切除器を用いた場合は出血に十分注意し、止血の有無を確認したうえで帰宅させる。

⑤検査結果の判明する来院日を説明する。

⑥判明結果により、医師の方針に沿って以後の検査の進め方を説明する。

⑦資料をわたす。

 

子宮がん精密検査を受けた人への資料

子宮がん精密検査を受けられた方へ

1)結果は、2週間後にわかりますので忘れずにおいでください。

2)ガーゼが入っておりますので、明朝必ず引っ張って捨ててください。

3)ガーゼを抜いた後2~3日少量の出血がありますが心配ありません。

4)薬を出しますので本日から飲んでください。

5)お風呂は本日入らないでください。明日はシャワーぐらいでしたらよろしいです。

・注意事項

①検査当日は入浴、性交、過激な運動はさける。

②ガーゼの抜去時間と方法を説明する。

③検査後、2~3日少量の出血があることを説明する。

④異常時、たとえば出血、疼痛発熱などのときはただちに来院するよう説明する。

⑤止血剤の内服の必要性を説明する。

 

●子宮体がん検診の対象者

最近6ヶ月以内に不正性器出血を訴えたことのあるもので、

1.年齢50歳以上

2.閉経以後

3.未妊婦で月経不規則

のいずれかに該当するもの及び医師が必要と認める者

●子宮体がんの検診

(1)詳細な問診

(2)子宮内膜細胞診

子宮体部スメア

・目的、看護は子宮頚部スメアに準ずる。

・手順

①~②頚部スメアに順ずる。

③子宮膣部を洗浄し、単鉤鉗子で頚部を牽引、把持し、子宮ゾンデで子宮腔の方向を確認する。

④増渕式子宮内膜吸引器に嘴管を装置し子宮体腔に挿入、子宮内膜細胞を吸引する。

⑤吸引した内膜細胞をゴム球を使用してスライドガラスに塗沫し、もう1枚のスライドガラスで互いに擦り合わせるようにして引き伸ばし、すぐに固定液に安置する。

⑥固定されたスライドガラスはパパコロニー染色され、検鏡し判定される。

「子宮癌検診」の画像検索結果


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