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(*^▽^*)肘関節の話


「肘関節」の画像検索結果

(@_@;)題名:肘関節の話

肘関節は以下の3つの関節からなる複関節である。

①腕尺関節

上腕骨滑車と尺骨の滑車切痕との蝶番関節。

②腕橈関節

上腕骨小頭と橈骨頭小窩との間接。形態的には球関節。

③近位橈尺関節

橈骨の関節環状面と尺骨の橈骨切痕との関節で車軸関節。

 

肘関節関節包および靭帯

関節包は腕尺関節、腕橈関節、近位橈尺関節の3関節を共同にゆるく包む。鉤突窩、橈骨窩および肘頭窩の上方から、尺骨滑車切痕、橈骨頚までつく。両側は側副靭帯で補強される。

 

・外側(橈側)側副靭帯

上腕骨外側上顆から起こり、半分は橈骨輪状靭帯と癒着し、尺骨の鈎上突起下縁に、残りは尺骨の回外筋稜につく。

→この強力な靭帯は橈骨とは直接の結合はしない。

・内側(尺側)側副靭帯

上腕骨内側上顆から起こり、三角形に広がり3つに分かれる。前部は尺骨の鉤上突起に中央部は滑車切痕内側縁に、後部は肘頭の内側縁につく。

・橈骨輪状靭帯

尺骨の橈骨切痕の前縁と後縁に付着し、橈骨の関節環状面を輪状に取り巻く靭帯で、中にはまる橈骨頭が下方に抜けないようになっている。外側側副靭帯と一部結合している。

→中にはまる橈骨頭が下方に抜けないようになっている。

・方形靭帯

尺骨の橈骨切痕の下端と橈骨頸とを結ぶ線維束。

→橈骨の回旋を制限する。

 

【肘関節の動き】

上腕骨滑車にある溝が上腕骨の長軸に対して斜めになっているために前腕を屈曲したとき、尺骨は上腕骨の内側に位置する。これは食物を口に運ぶのに都合がよい。このような蝶番関節をとくにラセン関節という。

腕橈関節は形態からみれば球関節であるが、橈骨と尺骨の間には橈骨輪状靭帯があるために腕橈関節は機能的に滑り運動のみ可能な平面関節に分類される。

・前腕の屈伸運動

約120~150°である。椀尺関節において、上腕骨滑車にある溝が上腕骨の長軸に対して斜めになっているために前腕を屈曲したとき、尺骨は上腕骨の内側に位置する。このことは、食物を口に運ぶ動作に都合がよい。このような蝶番関節は特にラセン関節と呼ばれる。

・ヒューター線

上腕骨の内側上顆と外側上顆、および肘頭の先端は、肘関節の伸展時に一直線となる。これをヒューター線という。

・ヒューター三角

屈曲時には頂点を下に向けた二等辺三角形になる。これをヒューター三角という。

・肘角 (運搬角)

前腕を回外位において、肘関節を伸展すると、上腕骨と前腕骨の長軸は直線上になく、前腕はやや外方(橈側)に偏して上腕との間に160~170°の角度をつくる。この角度を肘角(運搬角)という。肘角が正常より減少した状態を外反肘、正常より増加した状態を内反肘という。

 

橈骨と尺骨の連結

近位橈尺関節

橈骨の関節環状面と尺骨の橈骨切痕との関節で車軸関節。

 

遠位橈尺関節

尺骨の遠位端、つまり尺骨頭の関節環状面と橈骨の尺骨切痕とで構成される車軸関節。

関節腔の下壁は、橈骨の尺骨切痕下端と尺骨の茎状突起との間に張る三角形の関節円板であり、これにより関節腔は橈骨手根関節の関節腔とは隔てられている。この関節円板は関節内靭帯の性格をもち、前腕の回内・回外を制御する。

 

前腕骨間膜

橈骨粗面より遠位の橈骨の骨間縁と尺骨の骨間縁を連結する。

 

前腕骨間膜の役割は以下の3点。

①橈骨と尺骨の連結線維に大きく寄与する。

②前腕の回内位で弛緩し回外位で緊張することで回外運動の主要な制御運動組織となっている。

③手に加わる長軸方向の力を橈骨から尺骨を介して上腕に伝える。

 

・斜索

尺骨粗面の外側部から発し、外側下方に向かって走行して橈骨粗面のすぐ下方に付着する小さくて扁平な線維束である。

 

【橈尺関節の運動】

・上・下橈尺関節は共同して働き、前腕を回内・回外させる。

・運動軸は橈骨頭と尺骨の茎状突起とを結ぶ線で、橈骨がこの軸を中心にして回転し、尺骨はほとんど不動である。

・回内・回外運動の際、上橈尺関節では橈骨頭が橈骨輪状靭帯と尺骨の橈骨切痕で囲まれた輪の中で回旋運動をし、下橈尺関節では橈骨遠位端が尺骨頭のまわりで回旋運動をする。

この結果、回内運動の終点では橈骨は尺骨の前を斜めに横切ることになる。これは橈骨頭の斜上面により斜めに横切るのである。

・可動域は約180°であるが、この関節のみの回内・回外運動をみる場合、上腕の回旋運動がおこらないようにするために上腕を体側につけ、肘関節を直角にすることが大切である。

・橈骨の骨幹部はクランク状の彎曲を呈しており、回内運動の運動範囲を拡げるのに有利な形態をしている。

・橈骨頭環状関節面は水平面から観ると楕円形である。回内運動を行うと関節環状面での回転運動が行われるが、この時、楕円形であるためにその回転の軸が側方へ移動し、尺骨と橈骨の間を拡げる。このことも、回内運動時の可動性を大きくするひとつの要素になっている。つまり、橈骨頭が楕円形なので接地面が増える。

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((+_+))参考文献

医療学習レポート.肘関節


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