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(^○^)分裂膝蓋骨の話


「分裂膝蓋骨」の画像検索結果

(・。・;題名:分裂膝蓋骨の話

膝蓋骨の一部が分離し、母床との間に離開がみられるものを分離膝蓋骨という。膝蓋骨の上外側の外側広筋の付着部に発生するものが最も多い。

 

●病因

①外傷説、②膝蓋骨における骨化中心の癒合不全でその一部分が分離して成長したとする説、③骨軟骨炎説の3つに分けられる。

 

●臨床症状・所見

男子に多く、10歳台がもっとも多いが、10歳以下のものでも見られる。左右差はないが、両側発生例も比較的多い。半数は無症状である。疼痛のあるものは有痛性分裂膝蓋骨といい、とくに激しいスポーツなどの運動中または運動後に膝関節痛を訴える。膝蓋骨の上外側に圧痛を認め、同部に叩打痛を誘発できる。膝蓋骨をおさえ、分裂部を離開させるように力を加えると疼痛を誘発できる。膝関節水腫、可動域制限などはまれである。

 

●Ⅹ線所見

膝正面Ⅹ線像にて膝蓋骨の上外側部に分裂骨片がみられる。幼児のⅩ線像ではしばしば見逃すことが多い。膝蓋骨軸射像では膝蓋骨外側に分裂骨片を認める。骨シンチグラムでは分裂部を中心にやや高い集積像を示すものがある。

 

●治療

安静などにより自然に癒合するものもあるが、多くは分裂したまま成人となり、無症状のままであるものが多い。有痛性のものには観血的方法がもっとも適切である。著者の手術法は外側凸の縦切開にて前方より進入して分裂骨片を摘出し、外側広筋を分裂部母床に密に縫合する。大部分は手術にて疼痛の緩解をみる。分裂部を膝蓋骨本体に再癒合させることは時間がかかり、成功しても再骨折を招く。

「分裂膝蓋骨」の画像検索結果

(^_-)参考文献

医療学習レポート.分裂膝蓋骨


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