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(●^o^●)脳卒中片麻痺者と骨盤運動の話


「脳卒中片麻痺者と骨盤運動」の画像検索結果

(´д`|||)題名: 脳卒中片麻痺者と骨盤運動の話

脳卒中を呈する症例における座位保持能力は健常者と比較して低いです。

静的座位バランスは動作能力や歩行予後と相関があります。

脳卒中片麻痺者は運動麻痺や異常筋緊張などの異質な臨床および病理学的特性を有し、姿勢安定を評価するための静的立位姿勢の重要性を強調されています。

静的姿勢の評価は三次元的に行われることが一般的であり、骨盤においても水平面回旋は歩行に関連して重要とされています。

一般に脳卒中片麻痺者の麻痺側骨盤は後退するとされています。

座位と立位での体幹機能は運動学的に差異があり、腰椎の回旋可動域は座位よりも立位において減少し、かつ非対称性が高くなることが報告されています。

骨盤後退が筋緊張の低下に起因することが報告されています。

脳卒中片麻痺者において、一般に Wernicke-Mann 肢位とされる姿勢は抗重力姿勢でより著明となります。

水平面の骨盤運動は、大腿骨に対する骨盤の回旋運動として起こり、端座位から立位への姿勢変化により股関節周囲筋の活動や下肢のアライメントが骨盤アライメントへ影響を及ぼすことを意味しています。

骨盤回旋は歩行の決定因の一つとして提唱されており、正常では前後回旋各 4° の適切な骨盤回旋が滑らかで機能的な歩行運動を提供すると報告されています。

歩行時の逸脱運動として観察肢の骨盤後方回旋が過度に生じているとすれば、その原因としては下肢と骨盤運動の分離の欠如や同側下肢の踵離地の際の足関節底屈の不足、立脚終期の際の股関節伸展の不足などが挙げられています。

脳卒中片麻痺者では健常者と比較して、歩行時の水平面骨盤運動が減少し、胸郭運動で代償しているとし、歩行時の骨盤回旋の減少が歩行能力低下と関連している可能性を指摘しています。

脳卒中片麻痺者の歩行では骨盤が麻痺側に後方回旋することを報告されています。

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ヽ(^。^)ノ参考文献

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