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( ☆∀☆)大腿部骨幹部骨折と治療プログラムの話


(=_=)題名:大腿部骨幹部骨折と治療プログラムの話

●保存療法(ギプス固定)

 この骨折を徒手的に整復し、その位置を保ってギプス包帯固定を行うことは、実際上非常に難しいので、一次的徒手整復法はほとんど行われない。

3~4歳までの症例には、介達牽引法を行う。ベッド上に枠を組み、両側股関節を90°に屈曲、膝関節は伸展位で、絆創膏を大腿より足関節まで下肢の内側と外側に張り、これを上方の枠の滑車の方向へ吊り上げ、3~5kgで牽引する。

5~6歳以上、10歳くらいまでは、関節ならびに膝関節90°屈曲位で、脛骨粗面か大腿骨遠位部に鋼線を通して、大腿の軸方向に引く。下腿は大きな枕にのせるか、下腿のみギプス副子を後面にあてて吊るしてもよい(90°~90°traction)。回旋変形のコントロールとしてはWeber牽引法がすぐれている。

成人では、鋼線を大腿骨顆上部か、脛骨粗面に通し、股関節、膝関節を軽度屈曲位として牽引する。

従来わが国で用いられてきたBraun型下肢架台は不安定なので、大腿はThomas副子にのせ、下腿以下はPearsonの装置上にのせて牽引した方がよい。牽引力は、体重の約1/6で、2~3日ごとにX線コントロールを行い、要すれば側方牽引も追加して整復を図る。

6~8週後にX線像でかなりの仮骨形成をみれば、牽引を除去して白動運動を行わせるが、荷重はさらに4~6週問経過してゆっくり行わせる方が安全である。しかし最近では、成人の大腿骨骨折を保存的に治療することはむしろ少なくなっている。

●物理療法

必要に応じた物理療法が選択されるべきであり、それぞれの適応・禁忌を考慮して行う。熱感や腫脹を生じている場合があるが、その場合アイスパックなど冷療法を用いる。プレート固定の場合、術創部周辺の筋が硬く緊張している場合が多い。この場合は、温熱と干渉波やSSPなど低周波の併用やマッサージが有効である。

(^J^)参考文献

医療学習レポート.大腿部骨幹部骨折と治療プログラム


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