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(。^。^。)脳卒中と病型別治療の話


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(・_・;)題名:脳卒中と病型別治療の話

●外科的治療

脳梗塞に対する外科的治療、特にEC-ICバイパスは顕微鏡下手術の進歩とCTスキャンの出現により1970年代から急速に発達してきた。

しかし1985年に行われた国際共同研究で、この手術が脳梗塞予防には効果がないと結論づけられて以来、わが国でもこの手術は減少している。

しかし、狭窄や閉塞により虚血が生じた脳組織への血行再建を図る外科的治療法は脳梗塞の予防だけでなく緊急手術としても大切なものと考えられた。

 

●内科的治療

急性期の治療

①血栓溶解

超急性期には薬剤を用いて血栓を溶解し、閉塞部を再開させることが可能な場合がある。

このため代表的な薬剤として、ウロキナーゼと組織プラスミノーゲンアクチベータが挙げられる。

②血流改善

脳血管の閉塞が生じると、その血管が支配している脳細胞は壊死してしまうが、梗塞巣周辺にはまだ壊死に陥っておらず、血流が再開通すれば機能も回復する可能性がある細胞が残っている。

こうした脳梗塞周辺部は虚血性ペナンプラとよばれている。

このようなペナンプラ領域の血流改善のために、抗トロンビン剤(アルガトロバン製剤など)、トロボキサンA2、合成酵素阻害剤(オザクレンナトリウムなど)、低分子デキストランなどが用いられている。

③2次的脳組織損傷の抑制

脳梗塞によって脳細胞が壊死に陥ると、回復することはない。

さらに、脳虚血によって脳浮腫という病態が発生し、このために血流障害、脳圧亢進が続発し、ますます脳組織の損傷が拡大していく。

脳浮腫のために頭蓋内圧亢進が著名であれば高浸透圧性脳圧降下剤(マンニトール、グリセリン)を用いる。

④血圧管理

脳梗塞の急性期全身管理で特に大切なことは血圧管理である。

脳梗塞病巣付近の血圧では自動調節能が壊れていて、血流量が血圧の上昇・下降に左右されてしまう状態になっている。

すなわち血圧が高くなりすぎると脳血流量が過剰となり、脳梗塞巣に出血をきたすし(出血性梗塞)、逆に低血圧になると梗塞巣はますます虚血状態に陥り、神経脱落症状も重篤になる。

このようなわけで、脳梗塞患者の血圧は140~150mmHgぐらいに維持し、降圧剤で急激に下げないほうが安全と考えられる。

・呼吸管理、その他バイタルサインのチェックとその維持。

・血圧が高くても降圧薬は通常使用しない。

・脳圧下降薬(グリセロール、マニトール)急速靜注。

・感染予防、膀胱管理、脱水・辱蒼出現の予防、その他合併症対策。

・脳血栓症には、トロンボキサン合成酵素阻害薬(オザグレルナトリウム)靜注。

・脳塞栓症の起早期(発症4~6時間以内)にはウロキナーゼやt-PAが試みられる。

 

慢性期の治療

①再発予防

第1に内服薬治療が挙げられる。現在わが国では、アテローム血栓性脳梗塞に対しては少量のアスピリン(80~160mg/日)や塩酸チクロピジン(100~300mg/日)が、また、心原性脳塞栓症に対してはワーファリンが主に用いられる。

また食事療法として減塩、動物性脂肪摂取や過剰な甘味料摂取の抑制が必要である。

②神経脱落症状に対するリハビリテーション

身体的ハンディキャップと精神的ハンディキャップに対してのリハビリテーションが必要である。

精神的ハンディキャップは脳梗塞患者の場合、しばしば痴呆症につながるおそれがあるために、早期から離床させ、家庭復帰や社会復帰への意欲を働かせるように工夫・努力することが大切である。

薬物療法

・合併症対策、特に高血圧治療。

・脳循環代謝賦活剤使用。

手術療法

・内頚動脈閉塞ないし高度の狭窄例で、時に血栓除去手術。

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(p_-)参考文献

医療学習レポート.脳卒中と病型別治療


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