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(*^。^*)先天性内反足の話


(~_~メ)題名:先天性内反足の話

発症頻度は約1500人に1人といわれているが、最近は減少傾向にある。男女比は2:1と男性に多く、片側例と両側例はほぼ同数を占める。

原因

胎児が子宮内で異常な肢位をとることによって起こる機械的原因説と、胚芽欠損、内因性発育停止、遺伝などの一次性原因説の2つが挙げられているが、いまだ確立されていない。

病理

先天性内反足は内反、内転、尖足、凹足の4つの変形からなる。特徴的な形態は距骨の形成不全と滑車部の扁平化と、頚部の短縮および内反変形があり、さらに舟状骨の内方転位、踵骨が距骨の下方に入り込む、いわゆるroll inなどが挙げられる。これらの変形のために内側骨性支柱が短縮して外側支柱との間のバランスが崩れ、足は内反する。さらにこれらの足根骨の付着する関節包、靭帯および筋肉が変形の位置で拘縮するために、頑固な変形をきたす。とくに靭帯では脛骨内果と舟状骨との間の三角靭帯および足底靭帯が、筋では下腿三頭筋および後頚骨筋の拘縮が著しい。

症状

足部は尖足位にあり、踵部は内反しており、前足部は内転している。また、凹足変形が存在するため、足底にしばしば足の縦軸と直行する皴が見られる。足背外側部に距骨滑車が触知され、内果は変形のために触知されにくい。これら変形のうち、とくに尖足の従手矯正は不可能で、仮に尖足が容易に矯正されるようであれば、これは内反変形として内反足とは区別される。

治療

原則は早期の治療開始で、ギプス矯正をはじめとする保存的治療で完全な矯正位が得られない場合は、手術的治療で行う。ギプス矯正後や術後は装具や靴で矯正位を保持し、成長の停止期である16~17歳まで経過を観察する。

◆保存的治療

生下時には従手矯正を行いながら、ギプス矯正を開始する。代表的な矯正方法はcorrective cast法で、決して暴力的な矯正は行わず、ギプスが硬化する間に乳児が泣かない程度に愛護的に矯正する。従手矯正には変形要素を順序立てて逐次矯正していくことが大切である。すなわち最初は前足部内転と内反の矯正に主力をおき、最後に尖足矯正を徐々に加えていく。これらのギプス矯正にはかなりの熟練を要する。ギプス矯正で矯正位が獲得されれば、つぎにその矯正を保持するために、装具療法を行う。代表的なものが、Denis-Browne(デニス・ブラウン)型装具で、バーによって左右が固定されている。歩行開始後は矯正靴を着用させ、デニス・ブラウン装具は夜間にのみ使用する。

(+_+)参考文献

医療学習レポート.先天性内反足


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