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(*^。^*)全身麻酔の話


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 手術中の健忘や意識の喪失、鎮痛、および筋弛緩の3要素を満たす麻酔法が全身麻酔である。しかし、これらの条件を満たす単一の麻酔薬がないため、数種類の薬剤を併用して全身麻酔を行っている。全身麻酔に用いられる薬剤には吸入麻酔薬、鎮痛薬、静脈麻酔薬や筋弛緩薬がある。最近では複数の薬剤全体で全身麻酔を行うバランス麻酔が主流である。
全身麻酔に使用する薬剤はいずれも毒薬や劇薬の指定がされている。筋弛緩薬は毒薬で少量の投与で呼吸筋が麻痺する。そのため気道を確保して人工呼吸を行う。鎮痛薬や静脈麻酔薬は劇薬で、特に急速に投与すると呼吸・循環抑制作用が顕著に現れる。
全身麻酔の進み方は、大脳→小脳→脊髄→延髄の順序で麻痺がおこる。

 通常、麻酔深度の段階を次のように分けている。

第1期(無痛期)

全身麻酔によってまず意識が失われ、痛覚が減弱する時期である。

第2期(興奮期)

高位中枢からの抑制機構が麻痺するため、患者はうわごとや無意識にからだを動かす、いわば見せかけの興奮状態を示す時期である。この時期では対光反射・嚥下反射などはまだ存在している。

第3期(外科的麻酔期)

骨格筋の緊張がとれ、呼吸は規則正しく深くなってくる。眼球は固定し、角膜反射も消失する。こうした時期に皮膚にメスを加えて、呼吸数がふえたり動脈圧が上昇するときは、手術のための麻酔が浅いと判断される。

第4期(中毒期)

麻酔の量が多すぎるためにおこる。呼吸は浅く不規則となり、血圧も下降し、酸素不足をきたしてチアノーゼがあらわれる。瞳孔は散大し、ついには呼吸麻痺をきたし死に至る。

周手術期看護の目的

 手術室における看護の専門性とは、手術中の患者の安全を確保し、医師の診療の介助を最優先としながらも、患者を主体として考えた周手術期の継続看護ととらえることが重要である。周手術期という継続看護では、術前・術中・術後の一貫した看護が求められ、術前からの問題、術中に予測される問題、術後に引き続く問題をとらえ、それぞれに対する適切な看護介入がなされる必要がある。また、この期における看護の独自性の確立、業務の合理化など看護の質の向上を図るために、問題志向型・継続看護の視点を持つ周手術期の看護記録をすることが不可欠である。

看護計画

Ⅰ.病態アセスメント

 周手術期看護では、術前の患者情報を有効に活用し、術前から予測性の高い問題を、客観的にアセスメントすることが重要となる。また、周手術期における看護上の問題には、手術療法を受けることにより共通してみられる一般的な問題、例えば全身麻酔・局所麻酔下での手術と、患者に特有の個別的な問題がある。全身麻酔下手術での一般的な看護上の問題を示す。

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