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(*^。^*)慢性肝炎の話


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慢性肝炎とは

 急性肝炎に罹患後 6か月以上肝内に炎症が持続し、臨床症状、肝機能検査の異常が存在するものを臨床的に慢性肝炎という。慢性肝炎の成因として、わが国では肝炎ウイルスによるものが圧倒的に多い。その他、アルコール、自己免疫、薬剤アレルギーによるものなどがある。慢性肝炎は数年ないし、20~30年と長期に経過をとる。慢性肝炎のうち、持続性肝炎、非活動性肝炎は治癒する。活動性肝炎の20~30%は 2~10年の経過で肝硬変へ移行する。

症状

自覚症状

全身倦怠感、易疲労感、食欲不振、腹部膨満感、褐色尿、便通異常、皮膚掻痒感、黄疸、何ら自覚症状を訴えないものも半数近く存在する。

他覚所見

肝腫を約70%に認める。クモ状血管腫、手掌紅斑、色素沈着などの皮膚所見が見られることもある。

検査

  • 血液肝機能検査(GOT・GPT 100~ 300、ZTT・TTT中等度上昇、ALP・γ‐GTP軽度上昇、ICG遅延、等)
  • 抗原抗体検査(肝炎ウイルスマーカー)
  • 腹腔鏡、肝生検
  • 画像検査(核医学、CT、超音波、MRI)

治療

 1.安静

食後の肝血流量を保つため、食後 1時間の臥床安静

血清GOT、GPTの値により、仕事、日常生活に制限を加える

 2.食事

高蛋白( 1.5~ 2.0g/体重(kg))、高ビタミン

アルコールは通常禁止

 3.薬物療法

肝庇護剤

インターフェロン

一般的ではないが、ステロイドが抗炎症作用と抗免疫作用を期待し、使用されることもある

看護計画

Ⅰ.病態アセスメント

 慢性肝炎は自覚症状が乏しく、検診や献血によって肝機能異常を指摘され、見つかることが多い。患者はたいていB型肝炎ウイルスもしくはC型肝炎ウイルス保持者であり、肝炎の急性増悪の鎮静化を目的とした入院と、安定期の肝炎ウイルスの減量・撲滅を目的とした入院がほとんどである。肝炎ウイルスによる慢性肝炎は20~30年の経過のうちに肝硬変、肝癌へと進展してゆく疾患であるため、入院後は安定期に入ると肝生検を行い、病期を把握し、適切に治療を行う必要がある。告知に関しては、病名は明らかにムンテラされているが、患者の受け止めとしては、重症感の少ない疾患である。
治療の基本的な考えとしては、肝庇護が第一であり、安静、食事療法、薬物療法が行われている。薬物療法の中でも、近年は肝癌への進展を予防する唯一の治療として、インターフェロンが盛んに行われている。インターフェロン療法では入院が数週間から数か月に及ぶことがあり、対象として、20~60才台の働き盛りの患者が多い。そのため社会生活への配慮を行いながら、治療を最後までうけられるよう援助してゆかなければならない。また、セルフケアの良し悪しが予後を左右するため、退院後の生活指導が重要となってくる。生活指導の中には、感染に対しての正しい知識を指導し、予防的行動をとれるようにすることも大切である。観血的な処置の多い入院生活では、適切な院内感染防止のための対処が必要である。

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