スポンサード・リンク

(^〇^)川崎病患児と看護の話


「川崎病患児と看護」の画像検索結果

(^〇^)川崎病患児と看護の話

●看護のポイント

①心血管系の炎症による心機能障害の合併は、冠状動脈瘤の破裂や不整脈、心筋梗塞による突然死をきたす場合があり、患児の状況を的確に把握し、突然死を未然に防ぐ。

②冠状動脈瘤、心筋梗塞の治療は、身体的・精神的苦痛を伴うものである。患児の行動制限を最小限にとどめストレスの増加を防ぐ。

③心筋梗塞を起こした場合、側副血行路が再梗塞などにより傷害されないように、病変の程度により運動制限を行うが、必要以上に制限しない。患児・家族が疾患を正しく理解し、ハンディキャップを持ちながら生活しなければならないことを認識でき、退院後の生活に臨めるようにあらゆる面から援助する。

④異常の早期発見に努める

⑤急性症状によっておこる苦痛の緩和を図る。

⑥皮膚・粘膜の保護と二次感染の予防につとめる。

⑦正確な与薬と副作用の早期発見に努める。

⑧長期入院生活が受け入れられるように援助する。

⑨家族の不安への配慮

 

●観察のポイント

①発熱の有無、両眼球結膜の充血、足蹠のび漫性紅斑、口唇紅潮乾燥、硬性浮腫、軽侮リンパ節の腫脹、落屑、関節痛

②心・血管系障害早期発見のための観察

・急にぐったりする

・遊びに対する意欲の低下

・顔色不良、食欲不振、眠け

・頻脈、不整脈、微弱心音、心雑音、心電図(PQ ・QT波の延長、低電位傾向、ST.・T波の変化)

 

●アセスメント・看護のポイント①・②について

*必要な情報

①症状出現の有無と程度

不機嫌、苦しそうな啼泣、顔色不良、冷汗、嘔吐、腹痛、腋窩動脈瘤の触知

②検査データ

心断層エコー、心電図、血清酵素値(GOT<AST>,GPT<ALT>LDH,アイソザイム、CRP)、赤沈、白血球、尿沈査、胸部X線写真、心筋シンチグラフィ、血管造影、凝固能

③治療薬の内容と効果・副作用

指示量、時間、種類

④合併症の徴候の有無と程度

不整脈、ショック徴候(無欲・無関心状態、蒼白で冷汗によって湿った皮膚、触れにくい細く速い脈)、心不全徴候(呼吸困難、咳・痰、肺水腫、倦怠感、肝腫大、頸静脈の怒張、浮腫、胸水・腹水、消火器症状)

⑤患児・家族の疾患・症状に対する反応

 

●看護計画・看護のポイント①・②に対して

OP

①狭心痛の出現状況

部位、痛みの持続時間、訴え方

②狭心痛の誘因

安静、労作時、精神的興奮など

③狭心痛以外の症状の出現状況

④検査データ

⑤治療薬の内容、効果、副作用

⑥生活状況

⑦患児・家族の疾患・病状に対する反応

川崎病=重症の心疾患で突然死の恐れがあるという世間のイメージから来る家族の不安感は、はかり知れないものがありこの反応が患児の不安につながりストレスの原因になる。

⑧合併症の徴候と程度

重要な臓器や細胞への血液量と酸素の有効な供給が出来ないと、臓器の機能低下を招き、不可逆的な障害を起こして死に至るため早期に発見し対処しなければならない。

⑨水分出納

輸液量、食事摂取量、排泄量など

TP

①病変の程度に応じた生活規制

安静は心仕事量および心筋の酸素消費量を減少させ梗塞の治癒を促進させる。

②酸素療法の確実な実施

③薬物の確実な投与

④心電図の連続的監視

・致死的不整脈に移行したときのための準備

・危険な不整脈への早期対処

⑤患児・家族の不安の軽減

EP

①患児・家族への疾患・治療に対しての説明を行う。

 

●アセスメント・看護のポイント③に対して

*必要な情報

①心筋梗塞の経過と現在の病状

症状、合併症の有無、治療、検査データ

②日常生活の状況

食事、排泄、睡眠、清潔、安静度

③家族の疾患に対する理解度

疾患の程度、治療経過、生活状況、合併症

④身体的拘束の解除、疾患に対する患児の受け止め方

⑤再発の誘因

冠状動脈瘤の程度、凝固能

 

●看護計画・看護のポイント③に対して

OP

①身体的症状

バイタルサイン、自覚症状、心電図標準12誘導所見、血液検査データ

②行動範囲の拡大に伴う変化

負荷時の心電図所見

③日常生活の状況

TP

①疾患や日常生活行動の範囲拡大に対する患児・家族の理解度

②日常生活の援助

排便コントロール、症状に沿った生活面への援助、摂取エネルギー内での間食コントロール

③精神面への援助

スキンシップをはかる

母子分離に対する寂しさをカバーできる工夫をする。

日常生活習慣の自立へ向けて意欲を減退させないように、精神面の安定を図りながら援助する。

④退院に向けての指導

臨床症状として突然起こる不機嫌、顔色不良、嘔吐、胸痛などがある場合には、退院時に対応の方法を指導する。

・発作時の対処

ニトログリセリンなどの舌下、安静、受診

・食事

・排泄

・入浴

・運動・日常生活

・薬物の知識

・定期健診

・家族・周囲の協力を得る

⑤緊急時の対処

不安を増強させることなく速やかに対処する。

⑥確実な与薬への援助

副作用の出現の有無を観察する。

⑦検査時の援助

・乳幼児の睡眠薬与薬時の援助

・事故防止に努める

EP

①検査や処置などを行う際、幼児後期の場合には患児が理解できる言葉で説明する。

「川崎病患児と看護」の画像検索結果

(^o^)参考文献

医療学習レポート.川崎病患児と看護


スポンサード・リンク