スポンサード・リンク

(^〇^)胸郭出口症候群の話


「胸郭出口症候群」の画像検索結果

(・_・;)題名:胸郭出口症候群の話

胸郭の上方の開口部からその側方の肋鎖間隙にかけての領域で、第1肋骨上面に付着する前斜角筋の前方を鎖骨下静脈が通過し、前斜角筋と中斜角筋の間を鎖骨下動脈と腕神経叢が通過する。

肋鎖間隙は広さに個人差があり、肩関節を外転・外旋すると鎖骨が後方に引かれて狭くなる。このような前・中斜角筋間あるいは肋鎖間隙で腕神経叢、鎖骨下動・静脈が圧迫されて生じる諸症状を総称して胸郭出口症候群と呼ぶ。

狭搾の原因として古くから第7頚椎からでている頚肋あるいは長い第7頚椎横突起があげられる。また頚肋から起始し胸郭出口を横切る線維性索状物も圧迫の原因となる。本症は首が長く、なで肩の女性に多い(男性の2~3倍)。20歳代にピークがある。

 

TOSの分類

①斜角筋症候群

前・中・小斜角筋の先天性異常、肥大、異常緊張、破格、線維束の存在などにより、それらの近傍を通過する腕神経叢、血管束が圧迫されることにより症状が出現する。

②過外転症候群

上肢が極度の伸展や外転位をとることで、小胸筋の緊張が亢進し、構造的に第1肋骨と鎖骨間が圧迫されることにより症状が出現する。

③肋鎖症候群

胸を張り肩を後下方へ下げる姿勢をとると、神経脈管束が鎖骨と第1肋骨間に挟まれて症状が出現する。

④頚肋症候群

頚肋は第7頚椎横突起が先天的に異常に延長したものをいう。それにより腕神経叢、血管束が圧迫されることにより症状が出現する。

 

TOSに対するテスト

①Moley’s test

鎖骨上窩の斜角筋三角部を拇指で圧迫する。圧迫により局所と末梢への放散痛およびしびれが出現する場合を陽性とし、斜角症候群が疑われる。

②Adson’s test

患者に座位をとらせ、両橈骨動脈を触知しながら疼痛側に頭部を回転させ、顎を持ち上げ深呼吸させる。橈骨動脈での拍動が消失する場合を陽性とし、斜角症候群が疑われるが、近年の報告では、深呼吸だけでも拍動の低下がみられることから、臨床的な有用性に欠けるとの報告もある。

③Eden’s test

患者に座位をとらせ上肢を後下方に牽引する。牽引により橈骨動脈の拍動が消失するものを陽性とし、肋鎖間隙症候群が疑われる。

④Wright’s test

患者に座位をとらせ上肢90°外転、外旋させた肢位から水平外転させる。このとき橈骨動脈の拍動が減少ないしは消失するものを陽性とし、過外転症候群が疑われる。

⑤Allen’s test

Wright’s testの肢位でさらに頚部を左右に回旋させ脈拍の変化をみる。陽性の場合は過外転症候群のほか、頚肋症候群、斜角筋症候群が疑われる。

⑥Roo’s3分間挙上負荷試験

Wright’s testの肢位を維持、手部の屈曲、伸展を3分間繰り返すと疼痛、しびれ、だるさなどの症状が出現する。このテストはWright’s testと同様に、過外転症候群ん対するテストとして用いられるが、時間的評価が加えられることにより、症状の重症度判定の指標となる。

「胸郭出口症候群」の画像検索結果

(・.・;)参考文献

医療学習レポート.胸郭出口症候群


スポンサード・リンク