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(〝⌒∇⌒〝)下肢と構造の話


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(・.・;)題名:下肢と構造の話

1.伏在裂孔のまわり

伏在裂孔は大腿筋膜の卵形の孔で、その中心は恥骨結節の3横指下方にある。

痩せた男性が立った状態では大伏在静脈が視察できる。

その経過を追跡する。

足背静脈弓→内果の前面→脛骨の下1/3を斜めに横切る→脛骨内側縁のちょうど後ろ→膝蓋骨の内側縁から後方に1手幅→伏在裂孔の下縁鼡径靭帯の下方、大伏在静脈の基部では浅鼡径リンパ節が触診できるだろう。

それらは、下肢、臍よりしたの腹部の皮膚、陰茎(亀頭を除く)、陰嚢(精巣、卵巣を除く)、肛門からのリンパを集める。

 

2.大腿骨

恥骨結節を通る水平線は大腿骨頭を横切り、大転子の上端に達する。

大腰筋の腱は大腿骨頭とクロスする。

大腿骨顆の内側で内転筋結節を触診する。

コード状の大内転筋の腱も触診できる。

 

3.大腿動脈・神経・静脈

大腿動脈は腸腰筋の腱の前方を通過している。

体表に投影すると、鼡径中点だ。

股関節の伸展位では拍動を感ずるだろう。

この動脈は、鼡径中点と内転筋結節を結ぶ線の上3/4を下行する。

大腿神経は動脈の外側に位置する。したがって、腸骨筋の前方に存在する。

大腿静脈は動脈の内側にある。

したがって、恥骨筋の前方に位置する。

大腿深動脈は鼡径靭帯の3、4cm下方で分岐し、大腿三角の頂点の高さで大腿動脈の後ろに位置する。

この三角形の頂点は鼡径靭帯の下方10cmのところにある。

 

4.長内転筋,縫工筋

長内転筋は恥骨結節のちょうと内側から腱で起こる。

大腿を外転させて、この腱を触診し上方に恥骨結節までたどる。

縫工筋は上前腸骨棘から起こり、脛骨粗面の後下方の脛骨内側面に着く。

この筋を収縮させて大腿三角の境界を視察する。

膝を伸ばして座り、踵を床から持ち上げる。

こうして、大腿四頭筋の腱と膝蓋骨の両側のくぼみを観察する。

外側のくぼみの後ろの境界は腸脛靭帯の前縁だ。

この靭帯の後縁のすこし後ろには大腿二頭筋の腱がある。

 

5.骨盤部の骨格

腸骨稜を触診する。

左右の腸骨稜の最高点を結ぶ線が第4腰椎の棘突起の高さに相当することを復習する。

上後腸骨棘が、(1) 第2仙椎棘突起、(2) 仙腸関節の中点、(3) クモ膜下腔の下端、の高さに相当するえくぼであることを復習する。

仙骨と尾骨の後面を下方にたどり、尾骨の先端を触診する。

それは肛門の5cm上方(後方)にあるだろう。

椅子に座って股関節を屈曲させた状態で坐骨結節の下面と内側縁を触診する。

立ち上がって股関節を伸展すると大殿筋に被われる。

大転子を掴んで触診する。

これを可能にさせるには、受動的に下肢を外転し、大転子を被っている中・小殿筋を緩めてやる必要がある。

片足立ちの状態では掴めないだろう。

 

6.骨盤部の筋

大殿筋の輪郭を描く。

下縁は尾骨先端から坐骨結節を横切り、大腿骨の上から1/3地点に至る。

上縁は下縁と平行しており、上後腸骨棘から大転子までだ。

支配する神経は中心から筋に入っている。

筋肉注射をする部は殿部の上外側1/4が選ばれる。

ここは中殿筋か大殿筋の上部で、そこは坐骨神経が走っていない。

梨状筋の輪郭を描く。

尾骨先端から坐骨結節までの線の2等分する。

この点を大転子の頂点と結ぶとその線がこの筋の上縁に相当する。

 

7.骨盤部の脈管、神経

上殿動脈・神経は梨状筋の上の大坐骨切痕の頂点から現れる。

そのほかの動脈、神経は梨状筋の下から殿部に入る。

坐骨神経は梨状筋の下から殿部に入る神経として重要だ。

それは坐骨結節と大転子を結ぶ中点から現れる。

そして垂直にハムストリングの奥深くを下行し、膝窩の頂点に達する。

 

8.ハムストリング

椅子に座って膝を曲げ、踵を椅子の脚に押し付ける。

こうして膝窩で次のものを触診する

大腿二頭筋の腱を外側で触診し、それを腓骨頭までたどる。

内側でははっきりした半腱様筋の腱を触診する。

その腱は下方では半膜様筋と分かれていく。

前者の方が脛骨の下方に付いているからだ。

 

9.膝窩の脈管、神経など

脛骨神経は膝窩を垂直に2分している。

総腓骨神経は大腿二頭筋に被われて下行する。

腓骨頭の後ろを下行し(ここで触診できる)、腓骨の頚部のところでは前外側にカーブする(指先で転がして触診する)。

膝窩動脈・静脈は膝窩の内側から入り、ほとんど膝窩を垂直に2分する。

小伏在静脈を足背静脈弓から始めて、外果の後ろ→アキレス腱の外側→腓腹筋の両頭の間→膝窩の中心、まで追跡する。

 

10.膝のまわりの骨格、靭帯

膝蓋骨の縁を触診する。

大腿四頭筋を緩めると(椅子に座って踵を床につける;立位で体を前に曲げる)、膝蓋骨は左右に動かすことができる。

その可動範囲は大きく、膝蓋骨後面のかなりな部分を内外側から触診できるほどだ。

膝蓋骨の高さは、大腿骨-脛骨の連結線よりも上方にあることに注意する。

膝蓋靭帯を触診する。

長さ、幅を観察し、脛骨粗面の付着まで追跡する。

大腿骨顆の縁を触診する。

膝を曲げるにつれて、始めに膝蓋面が、ついで内側顆の脛骨側の面が、そして最後に両顆の脛骨側の面が露出することに注目する。

大腿骨上顆を触診する。

それらは楕円状の大腿骨顆の後方の焦点に位置する。

ここに側副靭帯が付着する。

膝を曲げ下腿を内旋させて、外側側副靭帯を触診する。

それは大腿二頭筋の前方に、外側上顆から腓骨頭に張るコードとして捉えられる。

脛骨の内側縁に近い内側面に内側側副靭帯を描く。

これは触診できない。

この靭帯をクロスする3つの筋を復習する。

膝関節の滑膜は膝蓋上包につながっている。

この膝蓋上包の輪郭を皮膚に描いてみる。

膝蓋上包は大腿四頭筋腱の下層で膝蓋骨から3横指上方にある。

側副靭帯は滑膜の外にあるので膝蓋上包は大腿骨上顆と腓腹筋の下方を通らなければならない。

だから、膝蓋上包は大腿骨顆の側方は前方1/3を被うだけである。

膝蓋上包は脛骨よりも数mmしか下行しない。

しかし、その延長部が膝窩筋腱の奥深く伸び脛腓関節(tibiofibular joint)に達しているのは例外だ。

 

11.下腿

片方の足首を反対側の膝に載せて半あぐらをかき、脛骨体の内側面を触診する。

内側面は、下は内果から、上は脛骨内側顆まで連続して触診できることに注目する。

前縁、内側縁、内果の廻りを触診する。

腓骨頭を触診する。

その位置は後外側だ。

外果を触診する。

爪先立ちをして、腓腹筋の両頭とその両側にとびだしているヒラメ筋を膨隆させる。

 

12.足の骨格

内果と外果を復習する。

内果の先端は鈍く、外果のそれは鋭い。

外果は内果よりも下方に伸びている。

内果の1横指ちょっと下方で踵骨の載距突起を触診する。

そうするには、下方からに2本指で上方に押し上げるようにする。

載距突起の前方で舟状骨粗面を触診する。

載距突起と舟状骨結節の間で距骨頭を触診する。

これはしばしば視察でき、その一部は踵舟靭帯で被われる。

第1中足骨底を触診する。

舟状骨結節とこの骨の間には内側楔状骨がある。

その長さを推測してみる。

第1中足骨頭の下部にある種子骨を触診する。

母指を受動的にグリグリまわすと種子骨が移動するのが触診できる。

足の外側縁の中点で、前内側方向に指で押して、第5中足骨底を触診する。

人によっては靴のうえからでもこの突出がわかる。

外果と第5中足骨底を結ぶ線の近位2/3の点で踵立方関節を触診する。

足を内がえししながら手で掴んで後方に引く。

そして横足根関節を触診する。

 

13.足の筋

片足を反対側の膝に載せて休め、足を内がえし・背屈する。

こうして前脛骨筋を膨隆させ、その停止を第1中足骨底、内側楔状骨まで追跡する。

今度は、内がえし・底屈をして、後脛骨筋を収縮させる。

その停止を舟状骨結節まで追跡する。

足を床から上げ、外がえし・背屈する。

短腓骨筋の腱を触診し、それを外果から第5中足骨底まで追跡する。

長腓骨筋の腱の通り道:外果→踵骨の腓骨筋滑車の下→、立方骨の長腓骨筋腱溝→第1中足骨底、を描く。

 

14.足背での観察

腓骨の頚部から内・外果の中点までの前脛骨動脈の経過を描く。

前脛骨筋と長母指伸筋はこの動脈の内側にある。

長指伸筋と第3腓骨筋は外側にある。

足を背屈させこれらの腱を膨隆させてみる。

第3腓骨筋はときに欠如する。

生体での調査によると、日本人で6~8%、白人で7~10%、アメリカインディアンで20%、黒人で28%の欠如率を示している。

前脛骨動脈が終るところから第1中足骨間隙に近位端に終るまで、足背動脈を追跡する。

拍動を感じとってみる。

ときとして、腓骨動脈の貫通枝にとってかわられるので不可能かも知れない。

この枝の拍動が感じ取られるかも知れない。

内果、外果のちょうど上で脛骨と腓骨をつなぐ上伸筋支帯を描いてみる。

足を床に休めて、外果の前方の足背の短指伸筋を触診する。

内側(三角)靭帯を描いてみる。

それは内果から舟状骨と載距突起にはる三角形の靭帯だ。

後脛骨筋と長指屈筋の腱がそれを被うので触診できない。

踵腓靭帯も長・短腓骨筋の腱が被うので触診できない。

土踏まずのくぼみを占める母指外転筋を触診する。

足の外側縁をつくる小指外転筋を触診する。

膝窩の下角から内果まで走る後脛骨動脈を描いてみる。

内果の後方では後脛骨筋、長指屈筋の腱に被われる。

それらを緩めて拍動を感じとる。

足背、足底の皮神経の支配領域を描いてみる。

「下肢と構造」の画像検索結果

(ー_ー)!!参考文献

医療学習レポート.下肢と構造


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