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(゜∇^d)!!パラフィン浴の話


(´・ω・`)題名:パラフィン浴の話

パラフィン浴 Paraffin bath

・乾熱、表在熱、伝導熱

・パラフィン ―― 固形パラフィン               固形:流動

― 流動パラフィン(ミネラルオイル)(鉱物油)  100:3

 

<融点>

・融点(融解点)―― 固体が融解する温度

・融解 ―― 熱によって解けること

・パラフィンの融点 ―― 42~45℃

 

<治療>

・55℃前後(50~55℃、52~53℃)

※ 熱の伝導率が小さいので、この温度でもOk!!

 

<装置>

・手関節用、上肢用、下肢用の3種類

・加温槽(ステンレス製)

・温度調節(サーモスタット)

※ 固形パラフィンの融解には1~2時間必要

 

<使用法>

・間欠法、持続法、塗布法

― 間欠法 ―

・反復して患部をパラフィン浴へ浸す方法

①患部を石鹸で洗い、水分を拭き取る(爪の雑菌も洗うこと)

②患部をパラフィンの中にゆっくり(5秒位)浸してから引き出す

(膜が破れるとやり直し、破れたまま続けると火傷になる)

③固まったら2回目以降は患部を浸す深さを前回よりも浅くするように

し、“②”を行う

④8~10回この過程を繰り返し、厚いパラフィン層をつくる

⑤患部をビニールで包んだ後、タオルで全体を覆い15~20分間保温する

 

‐20‐

― 持続法 ―

①患部を石鹸で洗い、水分を拭き取る(爪の雑菌も洗うこと)

②患部をパラフィンの中にゆっくり(5秒位)浸してから引き出す

③再度浴槽内に患部を浸し、15~20分間置く

(④患部をビニールで包んだ後、タオルで全体を覆い15~20分間保温する)

 

― 塗布法 ―

・腰部など直接浴槽に浸すことの出来ない部位に対し行う方法

・患部をゴムシーツの敷いてあるベッドに寝かせ、ブラシなどを用いて浴槽

内のパラフィンを数回塗布し、ビニールとタオルで15~20分間覆う

 

<注意点>

①一旦つけた患部は動かしてはいけない(破れるのを避けるため)

②二回目以降は一回目より末梢にとどめる

③温度に十分注意する(一つの浴槽内でも温度差が出るため)

④引火性があるので注意

⑤衣服につくと取れにくいので注意

 

<利点>

①凹凸の激しい部分でも、ほぼ均一な熱エネルギーを与えることができる

②同時に何人かの患者に実施できる

③高温に耐えられない患者でも適応できる

 

<欠点>

①浴槽内の沈殿物が多い

②空気中の汚物が入りやすい

③床面にパラフィンのくずが落ちやすい

④治療中に動かせない

⑤浴槽内に雑菌が多い

 

<適応>

①慢性関節リウマチ

②骨関節症

③手部、足部の捻挫、骨折後

④腱鞘炎

⑤関節拘縮

⑥手の外科手術後の後遺症(癒着 etc)

 

<禁忌>

①急性期で炎症症状を呈する部位

②結核、悪性腫瘍の病巣付近

③開放創

④知覚障害部分(ホットパックより危険であるため禁忌)

⑤感染性皮膚疾患

⑥出血傾向

⑦循環障害

 

<生理学的変化>

1.皮膚温上昇

・皮膚温 ―― 2分間で12~13℃上昇(パラフィンは保温効果が高い)

・皮下組織 ―― 5℃以上の上昇はみられない

・筋肉 ―― 2~3℃上昇

 

2.血流の変化

・試行した皮膚領域にのみ充血作用がみられる

 

<再生法(濾過法)>

①バケツを準備(2個)

②新聞紙を床に敷く

③パラフィンを60℃以上に加熱し、1時間以上静止し浮遊物を沈下させる

④バケツの上にガーゼを1~2枚張り、パラフィンのきれいな上澄み液を濾過する

⑤沈殿物をもう一つのバケツに処理する

⑥濾過したパラフィンを浴槽に戻し、不足分を補給する


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