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(゜▽゜*)くも膜下出血の話


(~_~;)題名:くも膜下出血の話

概念

何らかの原因でくも膜下腔に出血が起こり、脳脊髄液に血液の混入した状態をくも膜下出血(sub-arachnoid hemorrhage:SAH)という。

その原因となる疾患は多岐にわたるが、最も重要であるのが脳動脈瘤破裂によるものである。

その病態には、くも膜下腔への単なる出血だけでなく、その後の血管攣縮による脳虚血や正常圧水頭症など様々なものが含まれ、かつ、病態が刻々と変化していくのが特徴である。

 

臨床上の問題点

脳動脈瘤破裂によるSAHは、急死の原因として重要であり、急死例全体の2~5%、神経系疾患急死例の25%を占める。

また、再出血や続発する脳血管攣縮が患者さんの予後を決めるために、特に急性期における管理・処置が極めて重要となる。

したがって、いたずらに絶対安静を保たせて時間を空費することなく、ただちに専門家のいる施設に移送して、CTや血管撮影を施行し、くも膜下出血の原因疾患を診断し、治療を開始する必要がある。

 

原因

SAHの原因としては、脳動脈瘤(70~80%)と脳動脈奇形(5~10%)が大多数を占める。

その他に、脳出血がくも膜下腔に破れたもの、脳腫瘍や脳血管炎によるもの、血液疾患、出血性素因など全身疾患に伴うもの、原因不明のSAHなどがある(約10%)。

頭部外傷に伴うものは外傷性SAHとして別に記載される。

脳動脈瘤破裂によりくも膜下出血をきたす危険因子としては1週間に150g以上の飲酒、高血圧保有、喫煙習慣が挙げられる。

 

頻度、年齢、性別

動脈瘤の破裂によるSAHの頻度は、人口10万人あたり年間15~20人とされている。

発症年齢は50~60歳代が最も多いが、高齢者にも少なくない。

若年者でのSAHは、第1に脳動静脈奇形を疑ったほうが良い。

脳動脈瘤破裂によるSAHはわが国では女性に多い(男女比1:2)。

(+_+)参考文献

医療学習レポート.くも膜下出血


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