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(゜ロ゜)極超短波療法の話


(^0_0^)題名:極超短波療法の話

周波数 : 2450MHz

←筋を暖めるには極超短波がよい.脂肪なら超短波がよい.

Hzでみると波長が短い超短波のほうが深部まで働くが,実際は極超短波のほうが深部に働く.

機器 : マグネトロン(特殊磁界真空管)

<適応量>←患者の心地よい温度(自覚温度)に合わせて行う.出力が一定な機器は機器と体の距離を離して調節する.

doses1 : 微量   - 温かさを感じる閾値低下

doses2 : 少量   - かろうじて温かさを感じる量

doses3 : 中等量 - 心地よく温かい量

doses4 : 大量   - 熱いと感じる量

<出力>←熱を加える強度

40~80W(100W)

<生理的作用>

1.温熱作用[1]→深部熱←筋肉に対して行う

2.充血作用

3.鎮痛・鎮静作用

<適応>←丸みのある部位にでも適応することができる

1.OA

2.RA

3.腰痛←筋や靭帯にも働きかけられ,深部まで働く

4.肩関節周囲炎←急性期は行わない

5.骨折打撲,捻挫の回復←急性期は行わない

<禁忌および注意事項>

1.金属→宝飾品・金糸,銀糸の入った衣服はさける.←熱を吸収しやすい.

体内金属,心臓ペースメーカー・補聴器

2.水分(汗・浮腫・妊婦の腹部)←水分の多いところに熱が集中しやすいため.火傷などをおこす.

3.目・睾丸←水分を多くふくんでいる.目に入る時は保護用メガネを着用する事

4.阻血性器官→反射性血管拡張が不十分.代償の亢進に見合う酸素供給困難⇒熱傷の危険

5.知覚脱失←自覚音感がわからない

6.傷のあるところ.出血傾向.出血部位←火傷をおこす.組織の損傷がより増悪する.

7.循環障害←血管拡張を得られない人.温熱療法の禁忌と同じ

8.体力の衰えているとき

9.有熱時

10.全身的影響のある疾患←体温調節ができない人

11.小児・老人←小児(6歳以下は禁忌.刺激が強すぎるため) 老人(痴呆性の老人は禁忌)

12.成長途上の骨端線←10歳以下の子の関節部位への照射は禁忌.骨端線の異常成長を起こすため.骨端線にあてる場合は50MHz以下にすること骨端線以外への照射は行ってもよい.

13.化膿性疾患←より増悪させてしまう

 

<通電時間>(図10)

10~20分←20分が最もあたためられる.20分以上やると徐々に低下してくる.

<超短波と極超短波の比較>

超短波

極超短波

周波

50MHz

2450MHz

波長

6m←奥まで電磁波が到達する

12.5㎝←骨まではこない

時間

10~20分

10~20分

適応量

心地よい温度

心地よい温度

深達度[2](図31)

2~3㎝

3~4㎝

方法

蓄電池電界法

ケーブル法・パンケーキ法

照射法

易温対象

脂肪

軟部組織[3]

危険性

小←照射部から離れているため

 

<極超短波の利点>

1.治療が簡単

2.非常に狭い範囲の局所加熱も正確にできる

3.装置の操作が簡単

4.出力を数字として読み取れる

5.脂肪層だけ加熱することなく深部の軟部組織を均一に温める

6.照射導子を密着させる必要がない

<極超短波の欠点>

関節に対して一方向からの照射のみ

 

照射導子(アプリケース)の種類

照射導子 : 照射部,反射鏡

照射導子の型 : 半球型照射導子(A型・B型[4])←ドーナツ型に加温

A型‐直径9.3㎝  B型‐直径15.3㎝

長方形照射導子(C型・D型)←中心部が最も加温されやすい

実施法 : ①患者は坐位,背臥位,腹臥位,など安楽肢位をとる

②照射導子を治療部位に向けて皮膚面から10~20㎝離してセットする

(握りこぶし一個分)

③電源を入れ,タイマーをセットする.←15分から20分患者に合わせて行う.理想は20分行う

④出力[5]を上げる.←40~80W 固定している機器では患部と機器の距離により調節する

⑤適宜治療部位の温感を確かめる←最初と15分経過した頃に温感を確認する

⑥タイマーが切れ,治療終了後出力を0にし電源を切る.

 


[1] 疼痛軽減・軟部組織の粘性の低下・弾力性の増加・循環促進

[2] 照射エネルギーが1/2になった部位

[3] 筋膜が最も加熱される.筋肉は血管がたくさんあるので,筋肉に達すると熱にかわる.

[4] 大きさの違い

[5] 出力は強度(量)を表す.周波数は深達度(場所)をあらわす


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