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(ノ_<。)ペルテス病の話


(^O^)題名:ペルテス病の話

ペルテス病は発育期に大腿骨近位骨端部(骨端核)が阻血性壊死をきたす疾患である。壊死は最終的には完全に修復されるが、その修復過程で壊死に続発する大腿骨頭の陥没変形、扁平巨大化および骨端成長軟骨板の成長障害による頚部短縮および横径増大などの変形が生じる。

発症年齢・性別・頻度

発症は3~12歳くらいまでであるが、最も頻度が高いのは6~7歳である。性別では5:1と男児が多い。

臨床症状

初発症状は股関節痛が多いが、大腿から膝関節の痛みのみを訴えることがある。また疼痛が軽微で跛行で発見されることもある。大腿部、殿部の筋萎縮が存在する。

関節可動域では開排(屈曲・外転)、内旋が著しく障害される。屈曲拘縮も認められる。Trendelenburg徴候は陽性で、鼠径部に圧痛がある。

治療と予後

①治療の原則

ペルテス病治療の原則は、壊死部が新成骨に置換され修復が完了するまでの間の力学的強度がおちる時期に、いかにして骨頭に圧潰を生じさせることなく将来お骨頭変形による二次性股関節症の発生を防止できるかにある。また小児にあるため治癒期間の短縮も重要な問題となってくる。

②治療後とその選択

治療法は、保存療法と手術療法に分けられる。保存療法の原則は免荷療法と各種装具を用いた股関節を外転・内旋し骨頭を臼蓋内に求心位をとらせて骨頭の球形を保持し修復を待つ、containment療法である。

③保存療法

免荷装具療法が主体となる。拘縮が強い場合には牽引を行い拘縮を除いておく。大腿骨頭を臼蓋内に収納するために外転・内旋装具が用いられる。その他の装具としては、tachdjianの三面ソケット股外転坐骨支持免荷装具、Pogo-stick装具などがあるが、わが国の室内では使用しにくいことや、外転位の保持が困難なことがある。

予後

年齢的に5歳以前の若年者に発症した症例や壊死範囲の狭い症例は比較的予後良好で、骨頭変形を生じずに治癒することが多い。これに比較して年長児発生症例や、壊死範囲の広い症例は治療法にかかわらず予後不良である。保存的治療あるいは手術治療により十分な骨頭の臼蓋内へのcontainmentを得ることが重要。

(~_~;)参考文献

医療学習レポート.ペルテス病


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