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(ノ_<。)尿道カルンクルの話


(--〆)題名:尿道カルンクルの話

 女性尿道の腫瘍のなかではもっとも多く、中年以降の女性の外尿道口に発生するもので、便秘、多産などが関係するといわれる。主として尿道後壁から発生する米粒大からイチゴ状の鮮紅あるいは暗赤色の柔軟な小腫瘍である。組織学的には上皮の増生、間質や血管増生を伴う慢性炎症性腫瘍のことが多い。

病態アセスメント

 触れると出血しやすいため、排尿後の出血の有無、疼痛の有無、程度を観察する必要がある。出血が最小限で済むように、排尿後の処理時に注意することやまた部位的にも不潔になりやすいので、清潔を保てるように援助する必要がある。

症状

 排尿後の尿道出血や血尿を主訴とすることが多い。小さいものでは無症状のことも少なくないが、触れると容易に出血し、疼痛を訴える。また、尿失禁を伴う場合もある。

診断

 視診により容易に下されるが、鑑別すべきものとして、尿道ポリ-プ、尿道脱、尿道癌などがある。

治療

 電気焼灼術、電気切除術が行われる。大きいものには外科的切除術を行う。

経過と管理

 排尿状況、出血の有無を把握する。出血があれば量、性状を観察しておく。排尿後、陰部を拭くときは強くこすらないように指導し、術後しばらくは陰部の清潔を保てるようにハイアミンなどで消毒するようにする。

看護計画(術前)

Ⅰ.病態アセスメント(術前)

 中年以降の女性の尿道腫瘍の中で最も多いものである。易出血性のため排尿後の刺激により痛み、出血を伴うこともあり、適切な処理方法の指導が必要である。また患部が恥部であるためと、症状が小さいものでは無症状のものが多いため、泌尿器科を受診するものは少ない。このため、羞恥心を最小限にできるように看護していく必要性がある。

看護計画(術後)

Ⅰ.病態アセスメント(術後)

 術後の合併症としては、後出血、尿路感染、尿道バルンカテ-テルによる異和感、尿道痛などがある。その他に、カテ-テル留置に伴う羞恥心や再発に対する精神的不安もみられるため、苦痛・不安の軽減に努めていく必要性がある。
(+_+)参考文献

医療学習レポート.尿道カルンクル


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