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ヘ(≧▽≦ヘ)♪慢性呼吸器疾患と運動療法の話


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( *´艸`)題名:慢性呼吸器疾患と運動療法の話

運動療法を行うに当たって、症例の病態、運動能力の把握が重要である。

肺機能検査、安静時血液ガス分析、動脈血О2飽和度、心電図検査は必須である。

H-J分類Ⅳ度以上、心電図異常、動脈血О2分圧55Torr以下の場合は持続困難でり、右心不全、急性増悪、気道攣縮など症状が不安定な状態では、運動療法そのものが困難である。

運動中は呼吸数、動脈血О2飽和度、心電図、心拍数、Borgスケールを明らかにする。

簡単な運動負荷検査として6分間歩行、10分間歩行テストがあり、6分もしくは10分間に歩行できる最大距離を測定するものであり、呼吸数、動脈血О2飽和度、心拍数、Borgスケールなどをモニターする。

強い息切れ、疲労感の出現、動脈血О2飽和度85%以下は無理な運動量と考える。

H-J分類Ⅳ度の症例でも可能な方法である。

定量的な運動負荷検査としてトレッドミルや自転車エルゴメーターを用いた漸増的負荷法があり、H-JⅢ度以下の中等度の運動時息切れを有する疾患が対象となる。

軽い負荷量から開始しBorgスケールもしくはVASで症状限界点まで運動を行わせる。

呼吸器疾患を有する患者は息切れに恐怖感を持っているため、普段から息切れを感じないように日常生活を制限しているため、筋力低下や関節可動性の低下などがある。

運動療法開始に当たり、ウォーミングアップが必要。

歩行に関しては、上肢の運動と呼吸を同調させるような訓練も必要である。

運動療法として歩行訓練として、①院内廊下歩行、②万歩計携帯歩行、③持続歩行、④階段昇降、⑤酸素吸入歩行、があげられる。

①は無理のない範囲で廊下をゆっくり往復させ、徐々に歩行距離を延ばす訓練である。

②は①を行い症状が改善した症例が対象。1日1回、5000歩歩くことを目標とする。

③はH-J分類Ⅲ度より軽度の症例が対象。VドットО2maxを測定し、最大負荷量の80%程度、Borgスケールで4もしくは5程度の歩行運動を1日20分、周3回程度行わせる。

④はH-J分類Ⅲ、Ⅳ度の症例が適応。

⑤は慢性呼吸器疾患全例に適応とならず、О2投与により歩行負荷検査で改善が認められた症例のみ適応となる。

酸素投与により改善がもたらされる代表的な症例は肺気腫や肺線維症である。

歩行訓練と並行して呼吸筋訓練、呼吸訓練も必要である。

COPDでは呼気抵抗増大のため呼吸筋のエネルギーコストの増大、横隔膜平低下による呼吸筋ポンプ出力の低下を認める。

このため、呼吸のパターンは①浅く、速い呼吸②呼気時の鎖骨上窩③呼気時に肋骨弓が内方に引き込まれるHoover徴候④奇異性呼吸などが認められる。

呼吸筋訓練とて適用されるのが横隔膜呼吸、腹式呼吸である。

基本的な訓練法は

①仰臥位で上半身を15°~20°挙上させ、両下肢を屈曲させ、腹筋をリラックスさせる

②患者の手を胸部と臍部におかせ、それぞれの上に術者の手を重ねる

③口すぼめ呼吸で口からの呼気を行わせ、臍部から上腹部を静かに圧迫し、十分呼出させ、続いて胸壁の動きを抑制させつつ吸気を行わせ、腹壁を膨隆させるように促す

④吸気時間と呼気時間の比を1:2~1:3とし、疲れない程度に練習させる。

⑤1人30分程度持続できるようになったら、上腹部1~2㎏の砂袋の重りをのせ、同様に練習させる。

⑥座位、立位、歩行でもこのような呼吸を習得させる。この時、軽く前傾位とし内臓器により横隔膜が下方から圧迫させるようにすると、横隔膜の平低下が軽減される。歩行に際して2歩で吸気、4歩で呼気としリズムを持たせる。

横隔膜呼吸により①一回換気量の増大。呼吸数低下、分時間換気量減少、死腔換気率の減少など換気効率の改善。②酸素消費量の低下、ATの改善、運動能力の改善などがもたらされるが、肺活量、1秒量など肺機能の改善には結びつかない。

運動療法として歩行訓練や、呼吸訓練を持続的に行わせた後、その評価を行う必要がある。

最も簡単な方法は、6分歩行、10分歩行テストである。

更に、症例によっては、AT、VО2maxの測定も行い、改善を確認し、ADLの拡大を図る。

COPDでは、安静時エネルギー消費量が健常者より40%高値を示すので、運動療法中は栄養管理に充分注意が必要である。

目安として、安静時エネルギー消費量の1.5倍の(2000kcal)の栄養補給を進める。

また、心理的ストレスも関与し、鬱傾向、神経症、治療意欲の減退、など全てに消極的になっていることも多い。

このため、心理面でのアプローチも治療プログラムにも組み込む必要がある。

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( `ー´)ノ参考文献

医療学習レポート.慢性呼吸器疾患と運動療法


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