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(*´ー`*)脳卒中とゴール設定の話


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(@_@;)題名:脳卒中とゴール設定の話

①短期ゴール(short term goal)

脳卒中では時期や障害度により異なるが、2~4週、長くても一ヶ月程度が望ましい。

②長期ゴール(long term goal)

理想的には三ヶ月程度となるが、それまで実習を行っていることは少ないため、実習終了時(約二ヵ月後)または退院時とするのも一つの考え方である。

③最終ゴール(final goal)

文字通り患者が、最終的にどのレベルに到達できるかであり、学生が設定するには難しいため、必ずしも臨床実習では必要としない。

・臨床実習のケースレポートでは、ADLの自立を長期ゴールに設定することが多いが、ADLの範囲は広く安易に使用すべき言葉ではない。障害に応じてベッド上自立及び、家庭内移動の自立および移動動作の自立など、具体的に設定するのが望ましい。

・脳卒中のすべてが最終段階まで到達するわけではなく、途中で回復が停止することもあるため、ゴール設定を高くして、患者の信頼を失い、また、モチベーションを下げるリスクを回避する意味でも、実現可能なゴール設定をすることが大事である。

・個人のレベルによってゴール設定は変わってくる。

 

ブルンストロームステージ別の短期ゴール設定(片麻痺)

ステージ1【短期ゴール】

(1)治療への参加

・急性期には意識障害やコミュニケーション障害などのため、治療への参加が困難な場合もあり、意思疎通が可能になれば現在の障害や今後の理学療法プログラムについて患者や家族に説明する。

・許可が得られれば車椅子やベッドで訓練場面を見学させることは、意欲の向上やリハビリテーションに対する導入にも役立つ。

(2)身体の認知

・早期から視覚や麻痺側を利用し、麻痺側や身体がどのような状態になっているかを確認させる。

(3)筋緊張の増加

・随意運動を行うには、目的に応じ筋の緊張が高まる必要があり、これはγ―系(γ―system,筋紡錘運動系:fusimotor system)のより調節される。

・この時期には筋緊張が低下しているため、これをいかに高めるかが重要なポイントになる。

ステージ2【短期ゴール】

(1)共同運動による随意性の獲得。

(2)随意的な筋収縮と弛緩。

ステージ3【短期ゴール】

(1)初期には近位部の随意性を促通する。

(2)近位部の安定性を促通する。

(3)共同運動を利用し可能な運動範囲を広げる。

(4)「弱い要素」の随意調節を促通する。

ステージ4【短期ゴール】

(1)基本的共同運動から逸脱した動きの獲得。

(2)主働筋と拮抗筋間のバランスを正常な同時収縮に近づける。

(3)坐位、立位での動的立ち直り反応の誘発。

(4)上肢を補助手として利用する。

(5)選択的な筋調節を進める。

ステージ5【短期ゴール】

(1)共同運動から分離した複合運動の獲得。

(2)個々の関節運動の確立。

(3)上肢を機能的補助手として使用。

(4)歩行速度とパターンの正常化。

(5)発症前における生活様式の再獲得。

ステージ6【短期ゴール】

(1)協調性とタイミングを最高に活用。

(2)正常な両手動作の獲得。

(3)応用動作の獲得。

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(・.・;)参考文献

医療学習レポート.脳卒中とゴール設定


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