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ヽ(^○^)ノ閉塞栓動脈硬化症の話


(・_・;)題名:閉塞栓動脈硬化症の話

四肢の主幹動脈が徐々に狭窄あるいは閉塞し、その末梢組織の循環障害をきたす疾患である※1慢性動脈閉塞症のひとつ〔他に※2Buerger(バージャー)病(TAO)などがある〕中年以降の男性に好発し、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙を危険因子として合併することが多い。

動脈硬化性病変により腹部大動脈、腸骨動脈および大腿動脈などの、主に中大動脈が侵される。

また他臓器の動脈硬化性病変を合併することが多く、虚血性心疾患、腸間膜血管機能不全症、脳血管障害などを認める。

 

※1慢性動脈閉塞症

一般的には四肢の病変を意味するが、多臓器の動脈病変を合併する可能性のある全身病であることを認識しておく必要がある。

通常、閉塞はゆっくり生じるため、側副血行路が発達しやすく、病変の部位と範囲によって症状の程度が異なる。

分岐部を含めた広範な閉塞などでは側副血行の発達が乏しく重篤となる。

 

(臨床所見)

①症状:末梢組織の血流低下により各組織にそれぞれ特有の障害をもたらす。神経症では、冷感、しびれ、疼痛などが、筋肉では酸素不足に起因する間欠性跛行が、皮膚軟部組織には潰瘍、壊疸が生じる。これらの症状はFontaineの分類によりまとめられている(表1)。

 

表1 慢性動脈閉塞症の自覚症状分類(Fontaine)

第1度 冷然,しびれ然,色の変化など
第2度 間欠性破行
第3度 安静時疼痛
第4度 潰瘍,壊疸

 

②身体所見:脈拍の触知どの部位まで脈拍が触れるかにより、閉塞部位を推定できる。

その他 筋の萎縮、指趾先端のチアノーゼ、爪の変形、潰瘍、壊疸など。

 

※2、Buerger(バージャー)病 (TAO)

最近は発症例が減少傾向にある。発症年齢は若年(20~40歳)男性に多く、やや高齢層に広がる傾向にある。

原因は不明であるが自己免疫による血管炎であるとする説が強く、喫煙が症状の増悪因子として重要視されている。

主に下肢(時に上肢)の小動脈を侵すため、指趾の先端に難治性の阻血性潰瘍を形成する。

四肢の静脈にも炎症性病変が生じ、遊走性静脈炎を認めることがある。

ASOと対照的に他臓器の動脈病変を合併することはほとんどなく、生命予後は良好である。

((+_+))参考文献

医療学習レポート.閉塞栓動脈硬化症


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