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ヽ(^。^)ノ点頭てんかんの話


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 瞬間的または長くとも数秒以内に終了する痙攣発作である。ほとんどが乳児期(特に3~9ヶ月)に発症する。また、特発性のものが30%、症候性が70%(精神遅滞・脳性麻痺が多い)であり、症候性の原因として、出生前の因子には先天性中枢神経奇形・胎内感染・代謝異常症・結節性硬化症等、周産期の因子には新生児仮死・未熟児・頭蓋内出血等、出生後の因子には脳炎、髄膜炎、脳症、外傷による中枢神経障害等がある。一般に難治で予後不良のことが多く、90%は運動・神経発達遅滞をきたし、またレノックス症候群に移行するものが50%にみられる。

病態アセスメント

 一般に難治性で予後不良のことが多く、運動・神経発達遅滞をきたすため、合併症をおこさないように疾患をコントロールし、成長・発達を促すことができるように援助することが重要となる。また、家族の疾患や発達への不安が強く、育児についての自信を失うことがあるため、家族への指導・説明を十分に行うなどの家族のサポートも重要である。

症状

 通常、何の前兆もなく突然筋攣縮が全身に起こり、一点を注視し、上肢を挙上し、下肢は股・膝関節で屈曲し、頭部を前屈する発作が数秒から十数秒間隔でみられる。シリーズを形成することが多く、数回から数十回繰り返す。また、脳波にヒプスアリミアと呼ばれる特徴的な高振幅の不規則な脳波がみられる。

検査

 血液一般検査、血液生化学検査、尿検査、CTスキャン、MRI、頭部X線、髄液検査、脳波、脳血流スペクト等

治療

原因治療 基礎疾患の治療

  1. ビタミンB6大量療法
  2. クロナゼパム 抗痙攣剤
  3. ホルモン剤 ACTH療法
  4. その他の抗痙攣剤 バルプロ酸、エトサクシマイドなどが有効な場合もある。

経過と管理

 てんかんの治療は発作の抑制が全てでなく、合併する情動障害、行動障害、学習障害、及び社会、日常生活への適応などに対しても十分な配慮が必要である。しかし、現在のてんかん治療薬の中心は抗痙攣剤による発作の抑制であり、その際、最も基本となる点は、発作型別に適切な薬剤を選択することである。また、薬剤投与は長期に及ぶために、その副作用にも注意しなくてはならない。抗痙攣剤は単剤から開始し、これが最大量に至っても発作が抑制されない場合に次の薬剤を使用する。多剤を併用しても発作が抑制されないときは、ACTH療法、または、ステロイドホルモン療法を開始する。発作と発育障害は完全防止できないため、長期的な管理が必要とされる。そのため、家族が育児について自信を失うこともあり、家族への指導や説明を十分に行うなどの家族のサポートも重要である。

看護計画

Ⅰ.病態アセスメント

 外傷が起こらないように発作の頻度、随伴症状を観察し、環境を整えることが大切である。また、ACTH療法による副作用に注意し、感染予防が必要である。そして、合併症を起こさないように全身状態を観察し、児の好きなおもちゃや遊びを通して成長・発達を促すことが重要である。家族に対しては、原因疾患によっては発作と発育障害を完全防止できないこと、長期にわたる継続治療が必要であることを説明し、治療・闘病に希望をもたせ精神的な支援を行うことが必要である。

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