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(*^^*)変形性膝関節症の話


( ´▽`)題名:変形性膝関節症の話

関節軟骨の退行性変化を基盤に関節にかかる異常負荷・膝周辺の筋力不均衡・サイトカイン(サイトカイン=免疫細胞などが各々産生する液性因子の総称で違う種類の免疫細胞を活性化させたり分化を促進させる作用を持つ。)の関与により発生する。骨・軟骨の二次的新生変化や増殖変化を伴う疾患。

明確な原因が無い場合は一次性、原因がある場合は二次性に分類される。

一次性は両側、二次性は片側に発症することが多い。

一次性は肥満、二次性は外傷・化膿性関節炎で変形性膝関節症になることが多い。

膝の変形は内反型が多い。(FTA=大腿骨軸と下腿骨軸を結んだ線で評価。男性平均178℃ 女性平均176℃ 180℃以上で内反型とする。)

内反変形では患肢に体重がかかると、外側方向への動揺lateral thrust(外側方動揺)が見られる。

外反変形では患肢に体重がかかると、内側方向への動揺medial thrust(内側方動揺)が見られる。

患側に体重がかかると、膝の屈曲角度が増加し、anterior thrust(前方動揺)が見られる。

40歳代以降の女性に多い(男女比1:4)

体重が重いと発症しやすい。(膝に負担がかかるためBMI評価は重要。

関節軟骨の変性や摩耗の程度による分類がある。

変形性膝関節症の分類(横浜市大分類)

grade X線所見
0 正常
1 骨硬化像または骨棘
2 関節裂隙の狭小化(3cm以下)
3 関節裂隙の閉鎖または亜脱臼
4 荷重面の摩耗または欠損(5cm以下)
5 荷重面の摩耗または欠損(5cn以上)

 

 

 

 

進行すると脛骨が大腿骨に対して後方に落ち込む。その為、可動域訓練時前方引き出しが必要。評価は前方引き出し、後方引き出しをする。

変形により膝の側副靭帯が緩む。側方動揺テストで評価

内反変形では内側広筋が弱化し、エクステンションラグが生じる。ラグは評価する。

変形により膝の側副靭帯が伸ばされ骨棘を作りやすい。膝部にひっかかり音が聞こえたら骨棘の可能性大。例(内反変形では膝の外側が広がるので外側側副靭帯が伸ばされる。そうすると大腿骨外側顆に骨棘が出来やすい。)

稀に嵌頓(ロッキング)症状を起こす。摩減した半月板・増殖した滑膜ひだ(滑膜ひだは胎生期の滑膜隔壁の遺残物で50%の人にみられる。膝蓋骨内側に存在することが多く、普段は何も影響がないが、軽微の外傷・膝の酷使により刺激を受けるとひだは肥厚・増殖する)・遊離体が関節間に嵌頓することが原因。

関節裂隙の狭小化側に圧痛があることが多い。圧痛所見は評価する。

膝関節内に関節水腫(浮腫)があることがある。関節水腫により膝の伸展不全・筋出力低下・感覚鈍麻・疼痛増強をきたす。膝蓋跳動・周径で評価する。

下腿筋の静脈還流不全(下肢静脈瘤)をきたすことがある。還流不全による痛みも出現することもある。これは夜間痛と関連する。

膝の変形により股関節・足関節を含めた全身アライメントに影響することがある。

回外足による足関節部に疼痛が出現することもある。

股関節前面(上前腸骨棘周囲筋)の圧痛や腰痛を伴うこともある。

運動時・荷重痛が多く、特に膝前面・膝内側面・鵞足部にみられやすい。進行すると安静時痛も当然出現する。

膝への荷重痛をともなう動作は特に制限される。(膝への負担が大きいのに比例して疼痛も増強する。)

膝関節の屈曲・伸展制限が多い。

時に股関節伸展・足関節背屈・外反制限をきたす。

初期は膝にこわばる感じがすると訴えることが多い。他は長時間歩行すると疼痛が出現したり、階段や坂道昇降時に疼痛を訴える。

( ´▽`)参考文献

実習対策レポート.変形性膝関節症


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