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(^-^)痴呆と老人の話


(^-^)題名:痴呆と老人の話

A.老化性痴呆対策

痴呆老人の問題はすでに大きな社会問題になっている。今日では痴呆性老人の問題に対する関心や理解はかなり高まり、痴呆性老人に対する施策も着実に進展してきているように思われる。しかしながら、その施策もまだ不十分であり、日ごろ痴呆性老人に接しているものにとっては、痴呆性老人対策は最も重大かつ緊急な課題となっている。

従来の痴呆老人対策は収容中心の対策に偏りすぎていたが、今後は在宅ケア中心の施策に転換すべきである。特別養護老人ホームでのショートステイ、デイケアセンターの普及、在宅ケアサービスの充実こそが最も重要である。また、医療・保険・福祉間の緊密な連携とネットワークが必要性である。以上をふまえ医療・保険・福祉の各面から痴呆老人対策を述べる。

 

B.医療面について

老化性痴呆についての医療スタッフへの教育・研修の充実を図ることである。特に多くの痴呆老人が最初に受診する一般開業医で前向きの姿勢で老化性痴呆の治療・介護指導にあたれば、在宅ケア・治療はやりやすくなる。また、痴呆には予防・早期発見・早期治療が重要であり、これを行ないやすいのが一般開業医であり、その意味でも開業医の割合は大きい。一方、大学などの教育機関では医学生や若手医師にこの種の教育をもっと行なうべきである。他方、病院では痴呆老人への対応を前向きに早急に検討すべきである。病院も福祉施設では対応できないような痴呆老人のために、訪問医療・ショートステイ・デイケア・システムを取り入れていくべきである。そして、開業医、保健婦、福祉関係のスタッフと連携し、ネットワークの中心的役割を担う必要がある。また、痴呆老人の家族やボランティアの人たちも交えた開かれた病院へと発展していく必要がある。

 

C.保健衛生面について

痴呆の受診時には症状が進行していたり、種々の問題行動が目立ってしまっていることが多い。そのため、一般の人たちへの啓蒙活動を活発にし、早期に受診する必要がある。その方策の1つとして、老人健診を改善して活用すべきである。現在の老人健診では身体面のチェックしか行なわれていないが、精神面のチェックも取り入れるべきである。ただし、現在の老人健診は受診率が低いという問題がある。その対処として受診率を高めるための一般住民へのアピール法を再考し、家庭訪問による老人健診サービスをつくるべきである。最近は病院受診者よりも保健所での相談のほうが、痴呆が早期に発見されるというデータもある。このため各保健所がデイケアサービスを行うとなお良い。保健婦や訪問看護婦による家庭訪問も痴呆老人にまで対象を広げ、必要な場合には専門医の家庭訪問制を導入すべきである。

 

D.福祉面について

現在の痴呆老人の処遇に関しては医療や保健機関よりも福祉機関に負うところが多い。老人ホームでのショートステイサービス、デイケアサービス、ホームヘルパーやボランティア活動、ふれあいサービス、入浴サービス、食事の宅配サービスなど、在宅ケアのための福祉サービスのメニューはほぼ出揃ったほうに思う。これらを増やし、痴呆老人にも対象を広げ、内容を充実していくことが重要である。ただし痴呆はあくまでも病気であるから、福祉の中だけで対応するのでなはなく医療や保健機関との協働が大切である。

( *`ω´)参考文献

医療学習レポート.痴呆と老人


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