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(#^.^#)経管栄養法と栄養物注入の話


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(^^)/題名:経管栄養法と栄養物注入の話

◎事前の評価

①共通の評価

(1)カテーテルに注射筒を接続し、吸引される内容物が胃液であること(前回の食事が消化されていることを意味する)を確認する。その後胃液は戻す。内に空気が貯留していれば注射筒で吸引する。

(2)前回の食事内容が吸引される場合は、下痢や吐きけ・嘔吐などの消化器症状の有無を観察し、問題なければ開始時刻を遅らせるなどの措置をとる。

(3)消化器症状に関する経過から総合的に判断して滴下注入速度を決定する。速度は、一般に100ml/30分程度とされるが、消化器症状がないかぎり1回量(300~500mL)を30分~1時間程度で滴下させても支障がない場合もある。

 

②経鼻経管栄養法の場合の評価

(1)栄養物を注入する前にカテーテル先端が胃内にあることを確認する。胃カテーテルの場合はとくに重要であり、カテーテルの誤挿入や自然抜去による気管内注入は死にいたる最も危険な合併症である。カテーテルの重みや咳嗽・嚥下運動などによりカテーテルが一部抜けることがあるので滴下の直前に必ず確認する。

(2)カテーテルの固定は適切か、固定用絆創膏のはがれはないか確認する。

 

③瘻管法の場合の評価

(1)瘻孔の位置(胃・空腸など解剖学的部位)と、挿入されているカテーテルのタイプおよび長さを把握したうえで、カテーテル本体にも目印をつけておき、毎食前に患者のカテーテルの位置(挿入の長さ)を確認する。

(2)カテーテルを数mm程度引いたり入れたりして、あそび(体外固定板と腹壁の間のゆとり)があることを確認し、カテーテルの逸脱(あるいは腹壁への埋没)がないことを確認する。カテーテルの逸脱は、腹腔内への栄養剤注入による腹膜炎併発など、重篤な合併症を引きおこすので注意する。

 

◎必要物品

イリゲーター(栄養剤容器)・注入チューブ(滴下筒付)、イリゲータースタンド、注射筒(経管栄養専用)、ストップウォッチ、必要に応じ輸液ポンプ、必要に応じウォーマー

 

栄養セット

イリゲーターと注入チューブが一体化した栄養セットに栄養剤を入れるタイプのほか、栄養剤のパッケージがそのままイリゲーターになり注入チューブを接続するタイプもある。

 

◎準備

栄養剤を注入容器に移しかえ、栄養セット(容器側のチューブ)の先端まで栄養剤が満たされるように準備し、不要な空気の注入による胃部膨満を避ける。

 

◎栄養物の注入

①共通の手順

(1)患者の姿勢は30度ファウラー位、または座位とする。

(2)開始前に温めても注入中に温度低下するため、あらかじめ温める必要はない。ただし、低温だと下痢をする場合があるため、下痢対策にはチューブを加温する。

(3)胃管(胃瘻)カテーテルと注入容器のチューブを接続する。胃瘻カテーテルがボタン型の場合は、ボタンと注入容器のチューブとの間に接続チューブを接続する。

(4)あらかじめ決めた速度で滴下する。栄養物の種類、液体の粘調度により滴下速度が異なるため、時折滴下の状態を確認、調整する。

②瘻菅法(胃瘻の場合)の手順

栄養物を寒天で半固形化して、カテーテルチップ型注射器で15分~20分かけて注入することもある。この方法は、粘性のない栄養剤が腸へストレートに移行して下痢を引きおこしたり、食道への逆流現象から誤嚥性肺炎をおこしたりするのを予防する。

 

◎注入中の観察と留意点

最も危険な合併症は気管へのカテーテル挿入、および胃食道逆流による気管内への栄養物注入(誤嚥)である。注入中、喘鳴が聞こえたら誤嚥の可能性を第一に考え、注入を中止する。気道内分泌物は除去し、喘鳴が消失したら再開する。

(1)滴下不良の際、まずは圧迫・屈曲などの外力が加わっていないことを確認し、なければチューブ内の閉塞を考え、カテーテルおよび容器側チューブを通水し、閉塞を解除する。

(2)吐きけ・嘔吐等の消化器症状がないか観察し、万一出現したときは注入を中止し、誤嚥しないよう体位を整える。

 

◎注入時以外の観察と管理

①注入後の管理

(1)注入終了後は、注入容器のチューブをはずし、胃内容物の逆流防止のため、経鼻・胃瘻カテーテルのキャップを閉める。

(2)注入容器は洗浄し、栄養剤を十分流す。栄養バッグをくり返し使用する場合、手でもむようにして付着している栄養物をはがすつもりで行い、定期的に次亜塩素酸ナトリウム(ハイター、ミルトン等)で消毒する。

②胃瘻カテーテルの抜去防止

(1)胃瘻カテーテルが抜去したときは生理反応で痩孔が閉鎖してしまうので、発見したら一刻も早くカテーテルを再挿入し、必ず医師に報告する。

(2)バルーン型ではバルーン内の水が自然に抜け、バルーンが縮めばカテーテルの自然抜去に直結するため、1週間に1回程度定期的に水量の確認を行い、つねにバルーンの水量を適正に保つ。

(3)瘻孔周囲の皮膚のケアと観察:胃内容物が漏れると強い胃酸の影響で皮膚の発赤やびらん、潰瘍などが生じる。もれを発見した場合はふきとるとともに継続的に観察し、皮膚保護剤などを用いたケアを行う。

③口腔内の清潔

経口的食物摂取をしないと、唾液分泌低下により口腔粘膜の乾燥、自浄作用メカニズムの破綻をきたすため、口腔内に細菌が繁殖し上気道感染をおこす。十分な口腔ケアが必要である。

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(・_・;)参考文献

医療学習レポート.経管栄養法と栄養物注入


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