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(^◇^)びまん性細汎気管支炎の話


(#^^#)題名:びまん性細汎気管支炎の話

【病態】

・男女差はほとんどない

・各年齢層に分布する(ピークは40~50歳代)

終末気管支炎から呼吸細気管支にかけて、リンパ濾胞の増生、リンパ球、形質細胞などの小円形細胞の浸潤を伴った壁の著明な肥厚、時に肉芽組織による細気管支腔の狭窄ないし、閉塞が特徴的であり、この病変が左右の肺に広範にびまん性に存在する。

 

【臨床症状】

慢性に持続する咳嗽・喀痰、労作時息切れを主症状とする。喀痰の量・症状が特徴的であり、膿性の喀痰が1日に300ml以上にも及ぶことがある。また同時に、副鼻腔炎の症状である鼻汁、鼻閉、後鼻漏、臭覚障害を併発する例が多い。

 

【検査所見】

理学療法所見:聴診により吸気性の湿性ラ音(小水疱性)が聞かれ、しばしば連続性の乾性ラ音も聞かれる。身体所見としては、バチ状指が約1/4に見られ、呼吸不全に至るとチアノーゼが見られる。

胸部X線:初期のX線透過度の亢進から進行すると粒状影、輪状影を認めるようになる。

呼吸機能検査:閉塞性換気障害としての1秒量(1秒率)の低下が特徴的であり、進行すると肺活量の低下と過膨張による残気率の上昇が見られる。しかし、全肺気量、静肺コンプライアンス、肺拡散能力は大部分が基準範囲に留まる。 動脈血ガスはPaOの上昇と呼吸性アシドーシスが生じる。

心電図:右心負荷および右心肥大所見を約30%に認め、閉塞性換気障害を示す疾患の中では最も多く肺性心をおこすとされている。

 

【臨床的特徴】

①非喫煙者にも多く見られる

②慢性副鼻腔炎を合併

③胸郭X線所見で過膨張と粒状影がみられる

④無治療では予後が悪い

 

【予後】

大部分は急性増悪を繰り返しながら、慢性経過をたどり、呼吸不全に至る。近年はEM療法が開発され予後は著しく改善された。5年生存率は90%以上とされ、早期に診断し治療を開始すれば治りうる疾患となった。

(‘ω’)参考文献

医療学習レポート.びまん性細汎気管支炎


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