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(^◇^)多発性硬化症の話


(´д`)題名:多発性硬化症の話

中枢神経系の慢性炎症性脱髄疾患であり、症状の寛解と増悪を繰り返す(時間的多発)、脱髄巣が多発する(空間的多発)のが特徴です。

私達の神経活動は神経細胞から出る細い電線のような神経の線を伝わる電気活動によってすべて行われています。

家庭の電線がショートしないようにビニールのカバーからなる絶縁体によって被われているように、神経の線も髄鞘というもので被われています。

この髄鞘 が壊れて中の電線がむき出しになる病気が脱髄疾患です。

この脱髄が斑状にあちこちにでき(これを脱髄斑といいます)、病気が再発を繰り返すのが多発性硬化症(MS)です。

病変が多発し、古くなると少し硬く感じられるのでこの名があります。

MSは若年成人に発病することが最も多く、平均発病年齢は30歳前後です。

15歳以前の小児に発病することは稀ではありませんが、5歳以前には稀で、3歳 以前には極めて稀です。

また、60歳以上の老人に発病することは稀で、70歳以降では極めて稀です。

但し、若い頃MSに罹患していて、歳をとってから再発 をすることがあります。

MSは女性に少し多く、男女比は1:2~3位です。

視力低下、構音障害、嚥下障害、運動麻痺、感覚障害、小脳性運動失調、膀胱直腸障害があります。

多発性硬化症に特徴的な症状の一つとしてウートホフ(Uthoff)現象がある。

これは体温の上昇に伴って神経障害が悪化し、体温の低下により元に戻るものである。

例えば入浴 や炎天下の外出により視力が一過性に悪化したり、四肢の筋力が低下したりするなどである。

これは脱髄により神経の伝導が低下している条件下で、体温上昇によりKチャンネルが開いて伝導効率がさらに低下することに起因する。

風呂やリハビリの部屋の温度はあまり高くしないよう推奨されている。

(^O^)参考文献

医療学習レポート.多発性硬化症


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