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(^◇^)Mini Mental State実施と手引きの話


「Mini Mental State実施と手引き」の画像検索結果

(/_;)題名:Mini Mental State実施と手引きの話

1.準備するもの

・MMSテスト用紙

・B5とB6の白紙各1枚

・「目を閉じてください」と書いた紙(ふりがなをつける)

・「五角形相関図」を描いた紙

・鉛筆

・腕時計

・眼鏡(必要に応じて)

 

2.テスト方法

(1)イントロ

「こんにちは。今日はあなたの頭のテスト(リハビリのテストなどと臨機応変に対応)をさせて頂きます。簡単な質問もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。」

 

(2)オリエンテーション

テストに入る前に被検者のアウトラインを判断します。「名前」、「生年月日」、「年齢」の順に尋ねます。

*「生年月日」が言えないレベルではMMS 10点を切るものと考えられるので必要以上の質問を繰り返さないように気をつけて下さい。

 

(3)時と所の失見当(全問正答:10点)

「今日は何年の何月何日ですか?」

<注意>オリエンテーションで年齢を答えるのによどみがあった時は必ず「今日の日付は?」という聞き方にして下さい。

「今の季節は何でしょうね?」又は「春、夏、秋、冬のうちのどれですか?」

「今は何時頃でしょうか?」

「それでは、今、○○さんがいる場所についてお尋ねします。」

「ここは何県でしょう?」

「何市になりますか?」  「地名はご存知ですか?」

「ここの建物の名前は何でしょう?」

「○○さんがいらっしゃる所は何階ですか?」

*時の見当識は、日⇒年⇒月⇒季節⇒時刻の順に分からなくなっていきます。

 

(4)記銘(全問正答:3点)

「今から私が3つの言葉を言いますので、私が言い終わったら、私が言った通りに言ってください。言いますよ…。」

「みかん」約1秒 間隔 「電車」約1秒 間隔 「27」

<注意>テスターの後を追いかけて言おうとする場合は「言い終わってから、続けて言って下さい」と注意すること。

*1回目に正しく言えたものだけが正答です。順序は違っても構いません。

復唱できなかった場合は3回を目安に繰り返し、「後で思い出してもらうので覚えておいて下さい。」と教示します。

→ここでストップウォッチを押します。5分後の想起のスタート・ポイントです。

 

(5)注意と計算(全問正答:5点)

「それでは、今から引き算の暗算をして頂きたいと思います。」

「100から順々に引いていきます。まず、100から7を引きます。その答えから、また7を引きます。それからまた7を引く…という風に順番に引き算をして下さい。」

「それでは100引く7は?」

*ここでストップウォッチをみて最初に答えが出た時間を記録して下さい。

最初の答えの後は「それから?」というように計算の続行を促すのみです。引く数と引かれる数は再教示しないこと。

例「何を引くのだったかなあ」  「3だったかしら」

「私が言った通りにやるんですよ」

「引く7…? 7を引くんですか」と聞いた時には「そうです」と答えます。

「6引くの? 9引くの?」という問いは「思ったとおりでいいですよ」あるいは私が言った通りにやるんですよ」と柔らかい言い方をして下さい。

*途中の計算の答えが誤答であってもそのまま続け、今度はその誤答からの計算とする。

例「93 86 80 73 70」 → 3点の正答

100-7=93(正答)

93-7=86(正答)

86-7=80(誤答。正解は79)

80-7=73(正解。79ではなくて前問の80から引き算をしていく)

73-7=70(誤答。正解は66)

*最初の答え「93」が出てこない時は、質問を打ち切りとします。

*この質問の最後のタイムを記録して下さい。

*この項目だけで3分以上は時間の掛け過ぎと思われます。その被検者の能力以上の質問はしないで下さい。

 

(6)命名(全問正答:2点)

鉛筆を目の前に出しながら、

「これは何ですか?」あるいは「この名前を言ってください。」

次に時計を見せて

「これは何ですか?」と質問します。

 

(7)復唱   (全問正答:1点)

「今から私が言う通りに言って下さい。私が言い終わってから言って下さいね。」

「良いですか?言いますよ」

「ちりもつもればやまとなる。」

「はい、どうぞ。」

*たとえ1字の違いであっても誤答。

 

(8)想起(全問正答:3点)

*ストップウォッチを確認し、限りなく5分に近い所で(5分以内で限りなく5分に近いこと。5分をオーバーしてはいけません。)「想起」の項目に入ること。

「ところで、先程(後で言ってもらいますので覚えておいて下さい)と言って、三つの言葉を覚えてもらいましたが覚えていますか?」

*直ぐに答えが出てこない場合は次のようにヒントを出して下さい。

「じゃ、ちょっとヒントを出してみますね。「み」で始まる言葉があったんですよ」

「あ!みかんだ!」という反応を示した時に、

「そうそう、みかん…?…?」(語尾を上げる)とつられて思い出すのを待ちます。

*ヒントを出した言葉は正当ではありません。

 

(9)三段階口頭命令(全問正答:3点)

*3つの命令をまとめて言って、その3つを聞き取り、かつ理解できて順序正しく遂行できるかどうかの設問です。

*大小の紙(B5とB6の白紙)を基本的に被検者から見て右側に大きい紙を、左側に

小さい紙を置きます。

「今から、この紙を使って私が言う通りにして下さい。私が言い終わってからやって下さい。」

「じゃあ、言いますよ。大きい方の紙を取り、それを半分に折り、床の上に置いて下さい。…はい、どうぞ。」

 

(9)書字命令(全問正答:1点)

*「目を閉じてください」という紙を見せながら…

「ここに書いてある通りに、動作をして見せて下さい。」

*理解できない人には、

「ここに書いてある通りに、○○さんがやって見せて下さい。」と教示して下さい。

 

(10)文を書く(全問正答:1点)

*「三段階口頭命令」で使った紙と鉛筆を手渡してから教示する。

「まず、お名前を書いて下さい。」

*名前をちゃんと書けない場合は「文を書く」テストは必要ありません。名前が書けたことを確認してから次の教示を行なって下さい。

「今、○○さんがここで何をしているのか、簡単な文章で書いてください。」

「○○さんは、今ここで何をしていますか?」

*単語で終わってしまっている場合は、

「最後まで書くんですよ。」、「文章で書いて下さい。」などと再教示して下さい。

 

(11)五角形相関図の模写(全問正答:1点)

*「五角形相関図」を被検者の左側に置きます。

「この通りに、真似をして書いて下さい。」

*二つの五角形が一部分重なればよく、形の崩れは厳密に見ない。

 

3.結果について

24点以上:正常範囲

23~15点:中等度低下

14点以下:高度低下

「Mini Mental State実施と手引き」の画像検索結果

(=`ェ´=)参考文献

医療学習レポート.Mental State実施と手引き


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