スポンサード・リンク

( TДT)大腿骨頚部骨折の話


「大腿骨頚部骨折」の画像検索結果

( 一一)題名:大腿骨頚部骨折の話

近年、高齢者人口の増加に伴い、大腿骨頸部骨折も増加の傾向にある。

本骨折は寝たきり老人の一因となっており発生因子として骨塩量低下、家庭環境や加齢による筋力低下、視力・聴力などの低下による転倒が考えられている。

老人が転倒して、大転子部を打撲し、歩行不能となった場合は、まず本骨折を考えるべきである。

この場合、大転子を打撲した時点で骨折が生じるか、または転倒過程で捻転力が頸部に加わり骨折を起こし、大転子が接地する以前に骨折は発生していたとする考え方もある。

また衝突事故で大腿骨長軸方向に力が加わり、頸部に勇断力が働き、これに屈折力が加わり骨折する場合もある。

患者は、受傷直後起立、歩行不能となり、受傷側の股関節運動は疼痛のため不能となる。

内転骨折が多いが、このとき下肢は外旋、内転位をとり短縮する。

大転子は外側に移行し、股の幅が健側に比し幅広くみえる。

股関節部に庄痛がみられ、大腿の内・外旋運動範囲は増大し、異常音が感知されると同時に強い疼痛を訴える。

骨折部が深い筋層内にあるため、腫脹は受傷直後にはほとんどみられない。

外転骨折では、嵌頓骨折の形をとり披行でも歩行可能のこともあるが、このようなことはごくまれである。

また早期に腫脹がみられたときは、大転子部に骨折線が生じた型であると考えられる。

 

大腿骨頚部骨折の特異性

人体骨折のなかで、も骨性癒合が得にくい。

いい換えれば骨癒合が満足に得られ、機能障害もなく、解剖学的治癒することの最も困難な骨折である。

その理由として、下記の点があげられる。

①大腿骨頚部骨折は関節内骨折であり、骨膜が欠如しているため骨膜性仮骨が形成されないこと。また骨海綿質に乏しいこと。

②血管分布の特異性のため、骨折により、骨頭部への血行が遮断されやすく、骨頭栄養が極度に悪化すること。

③骨折断端面に対し力学的に不利な条件があること。すなわち、断面に垂直な力、圧迫力が得られにくい点。骨折線の走行により、筋牽引力が剪断力的な力、あるいは場合により回転力の作用を及ぼし、骨折治癒に有利に働く圧迫力が得られにくい骨折であること。

④高齢者に多い骨折で骨再生能力が低下していること。

「大腿骨頚部骨折」の画像検索結果

(^_-)参考文献

医療学習レポート.大腿骨頚部骨折


スポンサード・リンク