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(@_@;)糖尿病と疾患概要の話


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(#^.^#)題名:糖尿病と疾患概要の話

糖尿病は、「インスリンの作用不足に基づく慢性の高血糖を主徴とする代謝疾患群」と定義されています。

インスリンは膵臓のランゲルハンス島に存在するβ細胞から分の分泌されるホルモンであり、血糖の維持のみならず、栄養素の代謝に重要な役割を担っています。

食品の栄養素は炭水化物、脂質、タンパク質に大別されるが、インスリンは肝臓、筋においてはグルコース(ブドウ糖)をグリコーゲンとして貯蔵し、脂肪合成、タンパク質の合成に重要な意義を担っています。

つまり、インスリンの作用不足によって、高血糖がもたらされるのみならず、脂肪分解による脂質異常症、筋肉の萎縮ももたらされます。

インスリンの作用不足による代謝障害が軽度であっても、糖尿病の状態が10年、20年と続くと、末梢の細小血管障害が引き起こされ、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病性神経障害などの特有な合併症がもたらされ、患者のQOLが著しく損なわれます。

わが国における糖尿病患者は、現在750万人と推定されています。

1955(昭和30)年前後の約50倍にも増加しており、食事では動物性脂質、果物などの単純糖質の過剰摂取や運動不足といった、毎日の生活習慣と密接な関連があると考えられています。

また、糖尿病網膜症により失明する患者は年間約3,000人、糖尿病腎症により腎不全にいたり透析を余儀なくされる患者は年間約15,000人、壊疽により下肢を切断する患者は年間約2,000人です。

しかも、糖尿病患者では動脈硬化の進行が速く、心筋梗塞や脳梗塞を発症する頻度は糖尿病でない場合の約2~3倍と考えられています。

 

●1型糖尿病と2型糖尿病

1999年の日本糖尿病学会・糖尿病診断基準検討委員会では、糖尿病を1型、2型、その他特定の機序・疾患によるもの、妊娠糖尿病の4つに大きく分類されています。

糖尿病の成因(発症機序)をもとに考えられた分類です。

1型糖尿病とは、膵臓のβ細胞がなんらかの原因で破壊されインスリン分泌が枯渇してしまう為に生ずる糖尿病です。

このβ細胞破壊の機序により、自己免疫機序によるものと特発性のものに分類されます。

自己免疫機序による1型糖尿病では、膵臓のβ細胞に対して免疫反応が作用し、β細胞を他者とみなして、破壊してしまいます。

そのため、経時的にβ細胞が消失し、最終的にはインスリンが枯渇してしまいます。

自己免疫反応の証拠としては、膵臓のランゲルハンス島に対する抗体(ランゲルハンス島抗体:ICA)、GAD抗体などの自己抗体が血中に出現します。

1型糖尿病であっても自己免疫機序が臨床的にとらえられない場合があり、その際は特発性と分類されます。

2型糖尿病はβ細胞からのインスリン分泌不全とインスリン抵抗性の双方によってもたらされた病態です。

そのほかに、ミトコンドリア異常による糖尿病など遺伝子異常による糖尿病も存在するが、遺伝子レベルではっきりと原因が究明されている糖尿病は全体の1~2%にすぎないです。

また、慢性膵炎や甲状腺機能亢進症などによっても糖尿病は引き起こされ、その場合は「他の疾患によるもの」と分類されています。

妊娠に伴って発見された耐糖能異常は、妊娠糖尿病と分類されます。

 

糖尿病・糖代謝異常の成因分類

・1型(β細胞の破壊、通常は絶対的インスリン欠乏に至る)

A. 自己免疫性

B. 特発性

・2型(インスリン分泌低下を主体とするものと、インスリン抵抗性が主体で、それにインスリンの相対的不足を伴うものなどがある)

  1. 遺伝因子として遺伝子異常が同定されたもの
  2. 他の疾患、条件に伴うもの

(1)膵外分泌疾患

(2)内分泌疾患

(3)肝疾患

(4)薬剤や化学物質によるもの

(5)感染症

(6)免疫機序によるまれな病態

(7)その他の遺伝子症候群で糖尿病を伴うことの多いもの

 

●インスリン依存状態と非依存状態

日本糖尿病学会の分類では、糖尿病の「病期」についても考慮がなされています。

自己免疫による1型糖尿病の場合でも、自己抗体が陽性ではあるが耐糖能が正常な時期から、糖負荷試験で異常が認められる時期(境界領域)、空腹時血糖値が上昇する時期を経て、最終的にはインスリン注射が生命の維持に必要な時期(インスリン依存状態)まで、いくつもの「病期」があります。

同様に2型糖尿病であっても、ほかのタイプの糖尿病であっても、妊娠糖尿病であっても、血糖が正常な時期からインスリン治療が血糖コントロール、代謝コントロールの為に必要となる時期まで、様々な時期が存在しています。

 

●診断

空腹時血糖値126mg/dl以上、75g経口ブドウ糖負荷試験(糖負荷試験)での2時間値200mg/dl以上、随時血糖値200mg/dl以上、のいずれかを2回以上確認できたときに糖尿病と診断されます。

一度検査での異常は「糖尿病型」と判定し、持続的に(つまり2回以上)高血糖状態が確認されて始めて糖尿病と診断できます。

ただし、口渇、多尿、多飲、体重減少などの典型的な糖尿病症状がある場合や、HbA1c(基準値:4.3~5.8%)が6.5%以上の場合、糖尿病による網膜症がすでに存在するときには、1度のみの検査でも糖尿病と診断できます。

空腹時血糖値の基準値は110㎎/dl未満であり、110~126㎎/dlは境界域と区部されています。

しかし、空腹時血糖値が100㎎/dlをこえると糖尿病へ移行する確率が高いため、日本糖尿病学会では空腹時血糖値100~109㎎/dlを「正常高値」と判定し、糖負荷試験による精査を推奨しています。

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((+_+))参考文献

医療学習レポート.糖尿病と疾患概要


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