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\(゜o゜;)/正常運動と特徴の話


(^q^)題名:正常運動と特徴の話

(1)正常な筋緊張

Davidoff(1992):神経障害患者の評価では、患者が自然に弛緩した状態で、抵抗を加える徒手検査法を用いて、筋緊張を決める。

Bernstein(1967):広い観点から、筋緊張度は姿勢維持、運動遂行に備える骨格筋系の準備状態として記述される。

Brooks(1986):支持面が大きければ大きいほど、重心が小さければ小さいほど、位置や安定性を維持しやすい。例えば、臥位は立位より大きな支持面を与え、より安定している。通常筋緊張度は立位より臥位において低下する。

正常な筋緊張度では①重力に対して直立姿勢を維持する。②動作変化や、支持面の変化に適応する。③機能的熟練を得るため動作を選択できる。

 

(2)相反神経支配

Bobath(1990):相反神経支配は体全体の作動筋、拮抗筋、協力筋に段階的で共同的な相互関係がある。

Marsden(1982):相互作用とは、はじめの姿勢では、四肢、指趾ははじめの動作筋=作働筋の活動から始まり、それから拮抗筋の活動により調節され、そしてその関節についての作働筋・拮抗筋の両方の作用は、協同筋の適度な補正により補完される。簡単な共同運動はある関節を固定した主運動だけでなく、体のバランスを維持するための近位筋の適切な収縮がある。

また、相反神経支配は、細かな手指の分離・選択運動のほか、姿勢調節においても起こる姿勢調節は支持面内における重心の維持により平衡を保つ。その調節は腕を伸ばして物に到着する動作や、身体へ作用する外力に反応して調節される。

 

(3)知覚―運動のフィードバック、フィードフォーワード

動作の熟練は、繰り返しによって連続して補強・改善される。中枢神経系(CNS)は効果的な行動をするための内的・外的感覚情報に敏感である。そのため運動することができない患者は反復による運動プログラムで補強されない。もし、神経損傷のため異常姿勢が存在すれば、CNSへの異常感覚を生み出し、障害された運動や制限された運動となる。これは異常運動や異常姿勢制御を伴い、努力や代償により生じた反応となる。

 

(4)バランス:平衡、立ち直り、防御反応

①平衡反応

Massion(1992):平衡反応は日常生活でおこる姿勢調節と類義であり、相反神経支配による。体の筋肉活動の連続的適応により維持される。動作の遂行には、身体部位の移動による重心移動を代償する運動により平衡制御が行われる。

Bobath(1990):重心移動の変化は、絶えず姿勢の調節を必要とし、わずかな変化にさえ体全体の骨格筋系の筋緊張により対応される。例えば立位では下肢で、特に片足立位の際に顕著となる。重心が支持面の外に外れると、平衡がくずれ、立ち直りや防御反応が呼び起こされる。

Davdes(1985):平衡反応は、神経筋の興奮、抑制による統合反応を介して、高位レベルの相反神経支配を要求する。段階的には重力に対応するため活動量を選択し、支持面を適応させる。拮抗筋、補助筋の相互作用により、姿勢の維持と選択的運動を遂行する。さまざまな立場で平衡を維持する能力は、セルフケア、仕事、レクリエーションのため必要な全ての熟達動作の基礎となる。

 

②立直り反応

立直り反応は、支持基盤の外側に体の重心が外れると活性化される姿勢反応である。立ち直りである。

立直り反応は、頭、体幹、四肢の互いの関係、周囲環境にも影響される。これらの反応は生後発達し、体軸が作業・姿勢に合わせて適切に維持される。

立直り反応は、寝転がり、臥位から坐位への体位変換、立位で方向を変えるなどの連続動作で観察される。回転するとき、頭から動作が始まるがすぐに体全体の姿勢適応があらわれる。四肢と体幹は、相対的に対象となるよう適切に反応するが、体、骨盤、肩甲骨は必ず対称となる。正常な動作において多くの非対称な状態があるが、この非対象は過度的であり、すぐに対称性へ変化する。

反対に神経障害患者は異常動作を伴う非対称性が観察される。例えば左片麻痺患者が右に回転すると、患側は運動開始ができず、協同運動を行えず、左に取り残される傾向がある。

 

③防御反応

この反応は重心が支持面外にはずれ、補正したり立ち直りで平衡を回復できないとき、活性化される。この防御反応には、移動方向に踏みかえることや、落ちるとき顔面を守るため手を前方に開くパラシュート反応が含まれる。

( ̄▽ ̄)参考文献

医療学習レポート.正常運動と特徴


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