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(`(エ)´)ノ尿路感染症と看護計画の話


(ー_ー)!!題名:尿路感染症と看護計画の話

 腎臓・腎盂・尿管・膀胱・尿道における細菌性の非特異性炎症をいう。感染経路として逆行性感染と血行性感染とリンパ行性感染と直接感染がある。誘因としては、尿の通過障害・異物・全身状態の不良が挙げられる。

 上部尿路は、上行性感染によって起こる頻度が高い。反復性や慢性となると腎に重大な障害を与えるので、早期に原因を取り除き治療が必要である。
下部尿路は、尿路性感染が最も多い。症状が悪化すると炎症から膿瘍に進展することもある。また慢性に移行しやすいので、早期に原因を取り除き治療が必要である。

1.腎盂腎炎

 細菌の直接感染による腎実質及び腎盂の非特異性炎症で、起炎菌としては大腸菌によるものが圧倒的に多く、まれにブドウ球菌や緑膿菌などによる場合もある。感染経路としては尿路からの上行性感染が多く、その他結核にみられる血行性感染、又大腸炎から波及することもある。特に尿のうっ滞のあるときに起こりやすく、残尿から細菌感染がおこり、急性炎症を繰り返すうちに腎実質まで波及して腎機能障害をきたすようになる。

●症状

 悪寒・戦慄を伴う高熱(39~40℃)とともに、患側(ときに両側)の腰部または背部に持続性または緊張性の鈍痛がおこり、疼痛は下部へ放散する。膀胱炎を合併すれば膀胱症状も呈する。しかし、慢性期にはあまり症状を示さない。

●検査

・採血 好中球増加、赤沈の亢進

・検尿 尿中に多数の白血球と起炎菌を証明する。

・経静脈性尿路造影(DIP) 尿路通過障害を起こす疾患との区別のために行う。

・腎エコ- 水腎症の有無

・VUR検査 膀胱尿管逆流症(VUR)の存在の確認

●合併症

 慢性腎盂腎炎に移行しやすく、腎不全・動脈硬化性高血圧を発症したり、尿路結石の形成をみることがある。

●治療

 膿尿と感染菌の完全消失まで治療を続ける。さもないと再発をおこす危険性がある。

1)安静臥床

2)水分の大量摂取促す。点滴にて水分を補給する。

3)サルファ剤・抗生物質の投与

4)尿路の閉塞性障害などの尿路感染をおこす誘因を検索し排除する。

5)外科的処置

2.膀胱炎

 大部分は大腸菌などによる細菌感染であるが、小児の急性膀胱炎ではアデノウイルスが問題となっている。感染経路としては、大部分が尿道から上行性に感染するものが多く、女子では性交や月経時の処置などがしばしば誘因となる。

●症状

 頻尿・排尿痛・尿混濁が3大症状である。

●検査

 検尿 尿中に白血球と起炎菌の存在を認める。

●治療

1)水分摂取

2)化学療法

3.副睾丸炎(精巣上体炎)

 尿路の感染に続発しておこる。とくに前立腺・後部尿道に手術的、器械的操作が加わったあとにおこりやすい。

●症状

 陰嚢内の疼痛性腫張と発熱が主徴。

●治療

1)安静

2)局所の冷罨法

3)化学療法

4.前立腺炎

 尿道よりの感染と血行感染がある。その他、緑膿菌、まれにグラム陽性のブドウ球菌、レンサ球菌によるものもみられる。

●症状

 微熱とともに排尿痛、頻尿が起こり、会陰部痛と圧迫感があり、前立腺が腫大し尿閉を起こすことがある。進行すると悪寒戦慄を伴う高熱が出る。尿は始め変化が少ないが膿瘍が尿道に破れると膿尿になる。

●検査

・直腸診 圧痛を伴う腫大した前立腺に触れる。

・検尿 多数の白血球と細菌を証明する。

●合併症

 症状が悪化すると炎症から膿瘍に進展することもあり、また慢性に移行しやすい。

●治療

1)安静

2)化学療法

●看護計画

 尿路の炎症は尿のうっ滞によって細菌感染をおこしやすいといわれているので、はやく原因を取り除き、体力の消耗を最小限にする。また急性期には安静・食事・保温などに注意し、水分摂取を行い排泄の調整をはかる。抗生物質などの与薬がおこなわれるので、薬の管理も行う。

(*’、^*)参考文献

医療学習レポート.尿路感染症と看護計画


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