スポンサード・リンク

( `ー´)ノ関節と解剖生理のQ&A


(;;◕ω◕;)💭question

関節の構造機能とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

関節とは「骨と骨を結びつける器官」と定義され、線維関節(不動関節)、軟骨関節(半可動関節、または双軸関節)、滑膜関節(可動関節)に分類されています。

炎症、または変性などの病的変化がみられるのは、ほとんどが滑膜関節です。

この滑膜関節の基本構造は、硝子軟骨と硝子軟骨が相対し、その周囲をある空間をもって滑膜組織と線維組織とからなる関節包で覆われています。

なお、膝関節、尺骨手根関節、胸鎖関節では関節内に線維軟骨性の半月板があります。

これら滑膜関節の安定性、関節形態、筋力、靭帯などによって得られています。

なお、血管、リンパ管、神経などは軟骨以外の関節包、靭帯に広く分布しています。

 

(;;◕ω◕;)💭question

関節の滑膜とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

関節包の関節腔内面にある結合組織の分化したものが滑膜です。

この組織は関節腔内にある靭帯、脂肪体の表面を覆っています。

しかし、軟骨、半月板は覆われていないです。

関節を動かすとき滑膜のゆとりが得られるように、滑膜には多数の「ひだ」がみられます。

滑膜は組織学的には最内面に2~3層からなる滑膜細胞と、その直下にある血管、神経、リンパ管が分布している粗の結合組織で構成されています。

その直下にはより密な滑膜下組織があります。

 

(;;◕ω◕;)💭question

関節の関節軟骨とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

関節軟骨は、軟骨細胞、全体重の65~80%を占める水分、乾燥重量の約50%を占めるコラーゲン線維、そしてプロテオグリカンで構成されています。

軟骨の栄養は主に可動時の関節液パンピング作用で得られているが、成長期ではこのほかに軟骨下骨からの拡散作用によって栄養を受けています。

軟骨が損傷されると、プロテオグリカンの合成は盛んになるが、硝子軟骨ではなく線維軟骨に比較し、弾性、磨耗、潤滑などの機能の面ではかなり劣ります。

滑膜細胞は、長い細胞突起をもち、絡みあって結合しています。

なお、細胞同士は密には連続していないです。

ちょうど、すき間だらけの庭の敷石のように滑膜細胞があり、滑膜細胞下にある血管、リンパ管は直接関節腔内に露出している状態になっています。

滑膜細胞には、主にA細胞とB細胞の2種類があります。

A細胞はライソゾームを中心とした小体がみられ、貪食機能を有しています。

B細胞は小体は少なく、小胞体が豊富で、ヒアルロン酸の合成とその分泌が主な機能です。

しかし、ときにはA細胞とB細胞の中間形であるC細胞もみられます。

 

(;;◕ω◕;)💭question

関節の機能とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

関節の機能は、理想的な潤滑機能をもち、運動空間を広げ、目的地または目的物へ迅速に反復性をもって正確に到着させることが可能です。

一方、これら動作に伴う諸々のショックも同時に吸収します。

関節軟骨の適度の弾力性、荷重時に起きる変形と間質からの水分のしぼり出し、そしてヒアルロン蛋白複合体を含んだ粘稠度のある関節液などによって、関節は静水力学的、弾力、動水力学的、界面潤滑など多彩な潤滑機構がみられます。

関節運動が低荷重・低速度時には静水力学的が主体になり、関節のおかれた状態で最もよい潤滑が選択できるようになっています。

また軟骨は荷重時に変形し、荷重面が広くなり安定性はむろんのこと、荷重分散も効率的に行われます。

なお、これらの現象に付随して、軟骨下の海面骨構造も荷重分散の方向に沿って構成されています。

関節機能を最もよい状態に保つことは、すなわち硝子軟骨を温存することです。

炎症、変性、外傷などでこの軟骨が損傷を受けると、効率のよい潤滑とショック吸収機構が破綻し、物理的には関節破壊、または変形性関節症へと進展していきます。


スポンサード・リンク