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O(≧∇≦)O糖尿病患者と生活環境の話


( *´艸`)題名:糖尿病患者と生活環境の話

近年の生活環境の変化は疾病構造の変化をもたらし、糖尿病などの生活習慣病を増加させています。

生活習慣病の増加に対する一次予防として、平成12年から「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」が推進されています。

栄養・食生活の分野では、一次予防に必要な行動変容に、環境づくり、とりわけ食環境の改善が重要で、周囲の人々の支援は大きな環境要因の1つであるといわれています。

「健康日本21(第二次)」では、個人の健康は、家庭、学校、地域、職場等の社会環境の影響を受けることから、地域や世帯間の相互扶助など、地域や社会の絆、職場の支援等が機能する社会環境整備の重要性が示されています。

患者の治療においても周囲の人々の支援は重要と考えられています。

中でも患者の家族は、患者の生活習慣形成に影響を及ぼし、ヘルスケア機能を有するといわれています。

配偶者に対する個別の面接が糖尿病血糖コントロールの効果的な動機づけになるとされています。

治療を目的としない一般健康診断の受診者に対する夫婦同伴指導は、食生活の問題点の自覚と共有化を促し、意識変化と食生活の改善に効果があったと報告されています。

医師から食事療法を指示された糖尿病患者で HbA1c 値が基準値内に保たれたグループは基準値外のグループに比べ、医師の指示を守るような家族支援があるとする割合が高く、また、男性患者は食事に関する支援を多く求める傾向にあると報告されています。

2型糖尿病の治療は食事療法を基本とし、適切な食事療法や運動療法を行って、目標の血糖コントロールが達成できない場合には薬物療法を行います。

食事療法で推奨される食べ方は、疾病の治療としてだけでなく、健康な家族の一次予防としても有効であり、また食育と して一般に伝えるべき内容である。

糖尿病の食事療法の基本は適正なエネルギー量摂取と栄養素の配分であり、適切な食生活が求められます。

家族の自己効力感や患者のコンプライアンス、家族の関係性が、家族の協力体制の形成と食事療法の継続に影響していると報告されています。

((o( ̄ー ̄)o))参考文献

厚生労働省:健康づくり施策概論,p. 9,http://www. mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/ info03k-02.pdf,(2014年 3 月 2 日)

健康づくりのための食環境整備に関する検討会:健康 づくりのための食環境整備に関する検討会報告書,p. 10 (2004)http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/12/s1202-4. html,(2013年12月22日)

厚生労働省:健康日本21(第 2 次)国民の健康増進の 総合的な推進を図るための基本的な方針,p. 1,http:// www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/kenkounippon21_01. pdf,(2015年 8 月28日)

鈴木和子,渡辺裕子:家族看護学─理論と実践,p. 11 (1995)日本看護協会出版会,東京

市川尚子,大木富美子,加藤真由美,他:外来糖尿病 患者における配偶者面接による指導効果,プラクティ ス,20,333–337(2003)

山口真由美,清水きわ子,中沢良枝,他:家人同伴栄 養指導による意識変化とその効果,健康医学,19,447– 449(2004)

高倉奈央,中新由佳理,矢野香代:糖尿病療養者に対 する家族支援の実態,川崎医療福祉学会誌,18,485–490 (2009)

日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド2012-2013 血糖コントロール目標改訂版,p. 27(2013)文光堂,東京

厚生労働省:学会ガイドラインにおける食事療法等に 関する記載(エネルギー・栄養素別一覧),http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002uo5n-att/2r9852 000002uv5l.pdf – 7k – 2013-02-12 – テキスト版,(2014年 4 月 1 日)

今寿賀子:糖尿病患者の体重管理,臨床栄養,117,766–774(2010)

森田桂子,森山美知子,高見知世子: 2 型糖尿病患者 の家族における食事療法の協力体制形成過程,日本糖尿 病教育・看護学会誌,11,157–165(2007)


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