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(´・ω・`)新生児と神経運動発達のQ&A


(;;◕ω◕;)💭question

反射発達とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

反射の発達は、子宮内において原始反射の出現として始まります。

大部分の正常乳児は、出生時に全ての原始反射が出現しています。

しかし、未熟児は神経系が未熟であるので、いくつかの原始反射が出現しないことが多いです。

原始反射の出現時期に関するする文献には、いくつかの相違点があります。

反射の発達を解明するための多くの研究が未熟児において行われてます。

近年、超音波エコーを用いた反射の胎内発達に関する興味が高まってきています。

早産児の反射および姿勢に関する最も包括的な研究は、Dargassiesによって行われてます。

Dargassiesは、修正23週の健康な早産児と病弱な総産児の両方を研究しています。

この研究の批評の大部分は、幾人かの乳児が致命的なほど病弱で、検査後非常に短い時間しか生きていなかったという事実に関する物です。

従って、このような乳児の行動は必ずしも健康な早産児や胎児と比較できないです。

 

(;;◕ω◕;)💭question

筋緊張の発達とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

未熟児の特徴的な運動パターンや姿勢の発達に関して、いくつかの論争が起こっています。

未熟児の典型的な姿勢と、健康な満期産新生児の姿勢が異なることはよく知られています。

満期産新生児が、全身を屈曲優位で保持するのに対して、未熟児では満期産児で見られる生理的屈筋筋緊張が欠如しているように見えます。

未熟児の年齢が若ければ若いほど、屈筋緊張は低下していくという見方が衆目の一致する所でもあるにもかかわらず、この項目は討議され続けています。

Dargassiesが実施した研究では、未熟児が典型的な姿勢をとる傾向があると提言しています。

反対に、Prechtlは未熟さを除いてはほとんど「完璧に」健康な未熟児に対して非常に厳重な研究を行いDargassiesの所見を確認する事ができなかったとしています。

この2つの研究所見の差は、研究した乳児の類型の違いと関連しているように思われます。

Prechtlの所見がほとんど「まったく健康な」乳児であるというのが事実であるけれども、Dargassiesの研究に賛同する強力な論拠は、新生児療法士が「まったく健康な」乳児の治療にほとんど携わらないことと、Dargassiesの研究の対象児が恐らく新生児療法士の治療する典型的な未熟児に近いということです。

Amiel‐TisonとGrenierは、Dargassiesの研究に基ついて未熟児における筋緊張の発達を分析しています。

彼らは、受動的筋緊張(乳児が示す受動的姿勢)と能動的筋緊張(評価者の取り扱いに対する乳児の反応)を区別しています。

Amiel‐Tisonによれば、在胎28週以前の未熟児は屈筋筋緊張の欠如があり、典型的な弛緩性伸筋姿勢をとる傾向があります。

在胎28週から40週の乳児では受動的屈筋筋緊張が尾‐頭方向に向かって発達し始めています。

つまり、屈筋緊張は上肢に出現する前に下肢に現れます。

彼らは、28週から40週の間で、能動的筋緊張においても同様の尾‐頭方向への発達があると述べています。

Ameiel‐TisonとGrenierによれば、未熟児は下肢の立ち直り反応を示し始めます。

そしてこの伸筋の制御は体幹方向に進み、最後には頭部や頸部へと広がります。

このように、未熟児は体幹あるいは頸部の姿勢制御を獲得するよりも早い在胎週数で、下肢への体重負荷が可能となります。

Dubowitz夫妻もまた、「早産新生児および満期産新生児の神経学評価」の開発のための研究において同じような尾‐頭方向への発達を見出した。多くの臨床的な証拠によって、特に「それほど健康でない」未熟児に関するこのような所見が確認されています。

きわめて病弱な未熟児においては、能動的筋緊張や受動的筋緊張の発達はしばしば遅れるが、一度出現し始めると通常上述の様な尾‐頭方向へ発達をたどります。

これまでの著者により示唆発達の方向性は、既存の認知された概念ではないです。

他の理論家は、新生児で見られる屈筋筋緊張の増加を、筋緊張そのものの発達的増加というよりも、むしろ長い期間子宮内において屈曲肢位を強いられることから起こる神経学的偏位の結果として説明しています。

満期産児の生理的屈筋筋緊張の増加は、出生後すぐに乳児が筋紡錘の屈曲への偏向に強いられないで動き始めることにより、消失します。

そして、これはAmeiel‐TisonやGrenierが述べているように、筋緊張そのものの発達的減少の結果ではないです。

この点に関する論争は続ずくであろうが、以下の重要な点は覚えておくべきです。

未熟児は筋緊張の減少を経験する、筋緊張は早期産児が修正40週に近ずくにつれて増加する、未熟児は出生後に尾‐頭方向に筋緊張の発達を見せる、子宮内で経験するのとは異なった姿勢環境のため未熟児が修正週後40週までに発達させる姿勢パターンは満期産児がみせる姿勢パターンとは異なっている、未熟児が満期産児に似た筋緊張を発達させるために子宮内姿勢に良く似た姿勢に維持して援助しなければならない。

Amiel‐TisonやGrenierによれば、乳児は修正40週後に、(伸筋筋緊張が出現し始めることにより)受動的屈筋筋緊張の減少を経験し始めます。

そしてこれは、尾‐頭方向の発達よりもむしろ頭‐尾方向へ発達していきます。

同じ現象が能動的筋緊張の発達にも起こり、最初頭部の制御が発達し、続いて体幹から下肢の制御へと続いていきます。

 

(;;◕ω◕;)💭question

運動活動の発達とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

満期産児がみせる運動活動も、未熟児の通常の運動活動とはずいぶん異なっています。

の未熟児は満期産児よりもうよく動き、一般的には不活動期間はほんのわずかです。

満期産児の運動は、体幹の適切な(大体は高い)筋緊張の枠内で構成されています。

これは、満期産児の運動がより調節されており、遠位部の運動を制御するために、必要な体軸の筋緊張が欠如している未熟児より低頻度であることを示しています。

一般的に運動活動は、年齢に伴い驚愕や伸張を除いて減少しています。

運動活動が年齢に応じて減少していくのは、出生後と同様に子宮内においても起こっています。

未熟児で観察される運動量は、出生後の年齢よりも修正在胎週数と関連しています。

修正胎在週数34週以前は、下肢の運動が優位です。

34週以降、乳児の生活年齢にかかわらず、上肢の運動が基本的に変化しないのに対して、下肢の運動が減少し、顔面の運動が増加します。

未熟児は全睡眠時間の80%以上の間、運動活動を示しています。

未熟児における運動活動は、行動覚醒状態に関連しています。

浅い眠りでの運動はより非協調的で限局しているが、浅い眠りでは驚愕や全身的相運性運動が優位となっています。

未熟児は全睡眠時間のほとんどを浅い眠りに費やすので、限局した運動が全般的に優位を占めることとなります。

いくつかの議論があるにもかかわらず、未熟児は特定の刺激に対し大変洗練された意図的運動を行うという、一般的に信じられている説があります。

未熟児は、最初は知らない刺激に対し、逃避的に反応します。

つまり防御反応としてその刺激から離れていきます。

神経系の成熟に伴い、未熟児は恐れるべき刺激ではないと解釈した後に反応するようになります。

このように、より小さい未熟児においては逃避的運動パターンが優勢であるが、大きな早産児や満期産児は接近行動が優位となっています。

自己調節行動と呼ばれるこのような運動は、年齢に伴い増加し、乳児の機能的能力、成熟段階、ストレスへの適応能力を反映しています。

早産児がみせる最も一般的な運動パターンは、手を口へもっていくこと、手を顔に持っていくこと、吸啜、把握、手や足をしっかりと握ること、ベッドに向かって身体を押しつけること、微笑む、口をもぐもぐ動かすことなどです。

満期産新生児と健康で週数の大きい安定した未熟児は、週数の小さい病弱な乳児よりも環境との相互作用が有利に行えます。

 

(;;◕ω◕;)💭question

哺乳の発達とはなんですか?

(..◕‿◕.)💬answer

哺乳は、乳児が子宮内で準備してきたもう一つの機能です。

妊娠後期の最後の3ヶ月間に経験する子宮内の空間の制限が、乳児の吸啜や嚥下の能力を高める屈曲パターンの発達を促進します。

子宮内の包み込みにより、手を口へもっていく活動が増え、それが乳児に多くの口腔運動反射を経験させ、また実際に拇指を口へ入れ非栄養的吸啜を経験しています。

同様に、胎児は羊水を嚥下することで子宮内において哺乳の練習を繰り返しています。

出生時に効率的な吸啜、嚥下ができるために、乳児は成熟した探索、吸啜、嚥下反射、正常な口腔運動筋緊張、強力な頬脂肪体、屈筋筋緊張、呼吸/嚥下の協調性を持ち合わせていなければならないです。

ほとんどの満期産新生児は、苦もなく出生後すぐに哺乳を始める事ができます。

対照的に、未熟児は哺乳において非常に不利な状態です。

未熟児は哺乳に必要な屈筋筋緊張を欠き、頬脂肪体が小さく、必要な口腔運動反射が未熟なままです。

伸筋群の緊張の亢進と抗重力屈曲活動の欠如により、下顎の開口と後退を助長し、結果として口唇での閉じが不十分で、効率の悪い吸啜となります。

未熟児の哺乳の問題は、もし挿管の必要があると、さらに悪化します。

挿管中の乳児は、口腔の過敏性と頬部、肩の後退を発達させ、それが哺乳を阻害してしまいます。

加えて、不規則な呼吸をする乳児は、律動的な吸啜・嚥下の協調性を確立するのが困難です。

吸啜、嚥下、呼吸が強調されないと、結果として無呼吸を起こしてしまいます。

そのうえ、未熟児は哺乳の為の適切な覚醒状態に到達したり、維持するのが困難である事が多いです。

感覚刺激の過負荷を防ぐために、より下位の行動覚醒状態へ移行することで環境刺激に対して反応しようとする乳児において、この問題は特に重大となります。

屈曲パターンの促進、頸部や肩の後退の防止、環境刺激の減少、口腔の過敏性の減少によって、未熟児の哺乳の発達は高められていきます。

乳児の哺乳の能力を高めるために、適切なポジショニング、環境の調整、口腔運動介助方法を家族に指導しなければならないです。


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