スポンサード・リンク

(*゚▽゚*)肺気腫の話


「肺気腫」の画像検索結果

(´Д` )題名:肺気腫の話

●病態

高齢者に発症しやすい

男:女=4.3:1

小中心型肺気腫終末細気管支および肺胞道を中心に破壊が生じたもので、長期にわたる喫煙などの外因性蛋白質分解酵素がα‐ATの作用よりも優位であるため発症する。汎小葉型肺気腫は肺全体に肺胞破壊が生じたもので、内因性蛋白質分解酵素に比較してα‐ATの作用が劣るために発症するものである。

 

●臨床症状

初期には坂道を登るとき等に息切れを起こし、進行すると高度の呼吸困難を感じる。感染が加わると咳嗽、喀痰を伴う。

呼吸は、無意識に口すぼめ呼吸を行うようになる。

身体所見では、ビール樽状胸郭、バチ状指、チアノーゼが見られる。

 

●検査所見

理学的所見:聴診上呼吸音が弱く、痰が軽度でもあれば水泡性ラ音も聞かれる。打診では鼓音、過共鳴音を呈する。呼吸困難が強い場合では鎖骨上窩が呼吸時に陥凹する。

胸部X線:肺紋理が減少し、鎖骨の挙上、肋骨の水平化と肋間の開大が見られる。横隔膜は水平化する。

CT検査:ブラが見られる。

*気腫性嚢胞、肺胞内嚢胞と呼ばれ肺胞壁の破壊によって出来るもので、直径1~10cmのもの。

肺機能検査:1秒量(FEV1.0)が高度に減少する。55%以下で肺気腫が強く疑われる。

血液ガス所見:最初はPaOの低下、進行するとPaOが上昇して、血液のpHは低下し呼吸性アシドーシスの状態を呈する。

心電図所見:全体的な低電位と、肺性P波を示す。

 

●合併症

肺感染症、ブラ、ブレブなどの破裂による自然気胸、肺性心

 

●予後

悪くない5年生存率は86%、10年生存率は25%、平均死亡年齢は70.5歳である。

 

●治療

日常生活の指導:禁煙、感染防止、水分の補給

外科的療法:肺気腫のブラをレーザー光線で照射するか、糸で縫合する手術

薬物療法:気管支拡張薬(β刺激薬、抗コリン薬、副腎皮質ステロイド剤)の吸入を行う。

酸素吸入療法:PaCOが60Torr以下の呼吸不全状態では酸素吸入を行う。

 

●肺理学療法

1.エアゾル療法

ネブライザーによって水分あるいは薬物を吸入させ、喀痰の排出を容易にする。

2.体位排痰法

重力を利用して痰の排出を促す。

3.呼吸訓錬

(1)   口すぼめ呼吸

(2)   腹式呼吸

4.呼吸筋トレーニング

(1)   呼気筋のトレーニング

最大吸気と最大呼気を行い、吸気筋の収縮を最大にする。

ローソク吹き、びん吹きを行う。

(2)   吸気筋のトレーニング

ピ-フレックス、Triflo IT、Inspiratonなどの機器を使用する。

「肺気腫」の画像検索結果

(*^_^*)参考文献

医療学習レポート.肺気腫


スポンサード・リンク