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( ̄∇ ̄+)特発性血小板減少性紫斑病と看護計画の話


(・.・;)題名:特発性血小板減少性紫斑病と看護計画の話

 免疫学的機序により、血小板が破壊され血小板減少をきたすものであり血清中のIgGが高値を示す。骨髄では巨核球数が正常ないし増加し、血小板生成のみられないタイプの巨核球がほとんどをしめる。経過により、6ヶ月未満に治癒する急性型と6ヶ月以上にわたる慢性型に分けられるが、この他にごくまれに再帰型がある。小児では成人と異なり、急性型が多く、約90%を占める。また、成人のような男女差はない。急性型は先行感染を伴う発病時期が明らかなものが多く、慢性型は、出血斑ができやすかったが、いつ頃から見られるか発病時期のはっきりしないものが多い。

 特発性血小板減少性紫斑病は小児ではしばしば見られる疾患の一つである。血小板が回復するまで安静を守り、血小板減少による出血を予防する。

●症状

軽症

血小板減少が軽度で紫斑のみ

中症

紫斑に加えて鼻出血や口腔内出血を伴う

重症

血小板減少が高度(5000/μlあるいは10000/μl以下)で広範囲な紫斑、皮下出血、神経症状、および広範囲な粘膜出血(血便、血尿、吐血)などを伴う

●検査

 血液一般検査

 血液生化学検査

 骨髄穿刺

 骨髄生検

 尿検査

 便潜血

 X線撮影

●治療

軽症

安静にして外傷を避ける(無投薬あるいはアドナなどの血管強化剤の内服)

中症

副腎皮質ステロイドを用いる

重症

高度の出血傾向のあるときや、血小板の減少が著明な場合は、急速な血小板の増加を期待して免疫グロブリンの大量療法を行う。免疫グロブリンの大量療法ができない場合、または無効例では副腎皮質ステロイド大量療法、メチルプレドニンパルス療法などを行う

●経過と管理

 原因は不明であるが、感染症に続発することが多い。血小板は50000/μl以下となり、皮膚や粘膜に紫斑を生ずる。紫斑は、ダイズ大から貨幣大、時にそれ以上のやや境界不鮮明な皮下出血である。出血時間は延長するが、凝固時間は正常である。急性型は、自然治癒することが多い。慢性型は、慢性に経過し、出血を反復する。主として、副腎皮質ホルモンによって治癒するが、効果がみられない場合には、γグロブリン大量療法などが行われる。予後はよい。慢性型では、脾摘出が約2/3例で有効である。副腎皮質ステロイド剤等の治療による合併症を起こさないように注意していくことが必要である。出血の徴候を早期に発見するとともに外傷を避け、安全に日常生活を送れるように、患児、家族に指導していく必要がある。

●看護計画

 血小板減少に伴う出血の危険性があるため、出血の徴候を早期に発見するとともに、外傷を避ける対策をして、安静に入院生活を送るようにする。また、副腎皮質ステロイド剤の治療が行われる場合は、副作用の観察やケアを行い、合併症を起こさないようにすることが必要である。

(-_☆)参考文献

医療学習レポート.特発性血小板減少性紫斑病


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