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(  ̄▽ ̄)疼痛と障害の話


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“(-“”-)”題名:疼痛と障害の話

疼痛を主体とする障害 

肩甲帯周囲の痛みは骨、骨膜、関節包、滑膜、靭帯、腱、皮膚など一次知覚神経の自由神経終末が分布する広い範囲で生じる感覚である。

肩腱板、肩峰下滑液包、鳥口肩峰靭帯に存在する神経終末は、肩関節運動時の張力や圧力を感知し、中枢へと伝達することで肩関節の固有感覚に関与するものと考えられる。

また痛みを強く訴える腱板不全断裂から採取した標本では、自由神経終末の不規則な増生が認められ、運動時痛や夜間痛の症状を反映する変化と考えられた。

鋭い痛みは新脊髄視床路で、鈍い痛みは旧脊髄視床路である。

どちらも視床内側核を経て、大脳皮質知覚領野まで達する。

疼痛の原因として、退行変性、外傷後遺症、炎症、腫瘍、末梢神経障害などが挙げられる。

痛みを訴えても、他動的ROM運動ができる場合は、必ずしも肩関節に由来するものではない。

Neerのimpingement theoryのうちインピンジメント症候群の大部分を占めるSupraspinatus outlet(※1) impingementは肩峰や肩鎖関節の形状的変化による棘上筋腱通路の狭小化が肩峰下腔での衝突現象を引きおこし、最終的に腱板断裂にいたる過程である。

挙上運動時の関節臼蓋面に対する上腕骨頭の作用点は臼蓋面中心から上後方部にrotationやglaiingを伴いながら移動していく。

鳥口肩峰アーチ通過時には大結節と肩峰間は正常で6~7mmで、その部位での腱板の厚みは5~6mmであることを考えるといかに肩峰上腕関節での骨頭のdepressor作用が巧妙に機能されなければならないか理解できる。

この鳥口肩峰アーチの破綻は上腕から伝達される力の作用点の不安定性を意味し、さらに無理な挙上は姿勢を非対称に変化させることとなり肩甲帯に及ぶmalalignmentを引きおこす。

一方、肩関節周辺組織においては上腕二頭筋の過剰なdepreeionが強要されることによるメカニカルな炎症、さらには腱板疎部での鳥口上腕靭帯の炎症を惹起する。

また肩峰下滑液包のgliding mechanismも二次的に破綻しその癒着や炎症は三角筋下滑液包、鳥口下滑液包にも派生する。

また三角筋の収縮作用点を失った過剰活動は肩峰の骨棘形成や下方傾斜角の増大を助長し肩峰下腔の狭小化、さらには臼蓋関節密窩上腕リズムの破綻も招いていく。

その結果、骨頭の肩峰下腔への過剰な上方移動化を生じ、さらに肩峰下構成体へirritationを与える。

肩峰下腔には腱板や滑液包には多くの自由神経終末が存在しており、肩峰下滑液包の癒着性炎症や腱炎ではメカニカルな痛み刺激に対する閾値は下がる。

このような状態になると、腱板機能のみで上腕骨頭の臼蓋への求心位を保持できなくなり、さらに直接に位置覚を感知できない肩甲骨の胸郭上の動きは局所のirritationを回避する代償的な運動が無意識下に生じるようになる。

異常な肩甲骨の動きは、静的な腱板の筋力を高めたとしても肩の挙上といった動的場面では腱板起始部の固定性低下につながり、十分な腱板筋力が得られず、骨頭-臼蓋面の不安定性を招くこととなる。

※1棘上筋腱の通路:鳥口肩峰アーチ、鳥口突起、肩甲関節窩によって囲まれた部位

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( `ー´)ノ参考文献

医療学習レポート.疼痛と障害


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