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(*_*)大腿骨頸部外側骨折とGamma Locking Nailの話


(´Д`)題名:腿骨頸部外側骨折とGamma Locking Nailの話

大腿骨頸部外側骨折に対しての観血的療法としてはCHS(Compression Hip Screw)=DHS(Dynamic Hip Screw)や、Ender Pin法、Gamma Locking Nail法などが施行されるが今回は、Gamma Locking Nail法に関して文献検索を行なった。

 

高齢者の大腿骨頸部外側骨折に対しての治療は、早期離床が可能で、侵襲が少ないほうが理想的とされている。

Gamma Locking NailはSliding Lag Screwと髄内釘を組み合わせた内固定材料であり、そのバイオメカニカルな利点としては、CHSに比べ荷重軸が短くなり、レバーアームが小さく力学的に有利であるため骨折の型に関係なく早期荷重可能な方法である。

また、骨折部を展開せず、閉鎖性に行なえるため良好な骨癒合が期待できる。

しかし、問題点も存在し、後方にfree fragmentがあり、大転子部が縦割れしたものは、reaming時に骨折部が開くように働いたり、大転子を粉砕したりしてしまうことがある。

内転位牽引整復が困難なとき、内反変形を残したまま釘を挿入し、手術手技にあうように外転整復を試みても、外転時、釘挿入器の近位端が腸骨稜に当たり整復はほとんど不可能となることが挙げられる。

(free fragment:骨破片、reaming:骨に関しての開放)

 

吉田らの研究によるとGamma Locking Nail施行20症例(男性3例、女性17例、平均年齢79、9歳)において、荷重開始時期は平均して5、6日(1~14日)である。また、片岡らの研究によるとGamma Locking Nail施行52症例(男性15例、女性37例で右側17例左側35例、平均年齢81、5歳)において、平均8、0日(2~26日)で離床し、9、3日(2~26日)で平行棒内起立、13、1日(4~26日)で歩行器にて全荷重歩行が可能となった。2週間以内に歩行器歩行可能となったものは41例中28例(63、8%)であった。

また、術後平均在日日数は30、7日(13~51日)であった。歩行能力を独歩又は一本杖、歩行器又は老人車、車椅子、寝たきりの四段階に分類すると退院時の歩行能力が受傷前と同レベルのものは39例(75%)、一段階低下したものは10例(19%)、二段階低下したものは2例(4%)との報告もなされている。

( ̄▽ ̄)参考文献

医療学習レポート.大腿骨頸部外側骨折とGamma Locking Nail


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