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(*^_^*)筋緊張検査の話


(*´ω`*)題名:筋緊張検査の話

神経支配を有する筋は安静状態でも持続的に収縮しており、この安静時の緊張状態を筋緊張または筋トーヌスという。

 

筋緊張の程度や分布を知ることができる。

筋緊張を正常化する治療プログラムを立案したり、効果判定を行うことができる。

日常生活への影響を予測したり、それらを防止する方法を考案するうえでも役に立つ。

 

筋緊張検査は同じ対象者に対して可能なかぎり同一条件下で行うようにしなければならない。

また以下のような条件例でも影響を受けてしまう。

・気温や室温

・精神的緊張

・感情

・努力

・痛み

・覚醒状態

 

筋紡錘:錐外筋線維と錐内筋線維の長さの差を測定し、その情報を中枢に送ることがある。

骨格筋がすばやく伸張されたことを中枢に伝えるⅠa繊維と、持続的に伸張されていることを伝えるⅡ繊維とがある。

錐内筋線維(筋紡錘)はγ運動ニューロンが支配

筋外筋線維(骨格筋)はα運動ニューロンが支配

腱紡錘(ゴルジの腱器官):骨格筋の腱部への移行部に多く存在している。筋肉にかかる張力を検知する機能をもつ。

 

筋緊張低下:筋緊張低下もしくは弛緩、低緊張という。

筋緊張亢進:以下の3つがある。

① 痙性:感覚運動系の障害であり、一般には腱反射の亢進、クローヌス、折りたたみナイフ現象な

どを伴う筋緊張の亢進状態であるとされる。上肢では屈筋に、下肢では伸筋に強く認められる。

② 固縮:固縮は筋の伸張速度には関係なく、他動運動の始めから終わりまで、筋の長さが変化する

ときに抵抗状態を示す状態をいう。鉛管様と歯車様がある。歯車様は鉛管様抵抗と振戦が組み合わさったものと考えられている。

③ 痙性固縮:痙性固縮は、他動的伸張の初期に強い抵抗を示し、その後、筋伸張をを続けている間、

全可動域にわたって弱い抵抗が感じられるものをいう。

中枢神経障害による筋トーヌス亢進状態の種類とその特徴

責任病巣 錐体路 錐体外路
筋伸展時の張力の出現の仕方 筋の受動的伸展初期に強い張力が出現するが、ある程度伸展されると張力は急に減弱する。折りたたみナイフ様 筋の受動的伸展の期間中一定の抵抗が感じられる。歯車様、鉛管様
出現側 片側あるいは両側上肢では屈筋、下肢では伸筋に強い 両側左右差があることがある
運動麻痺 強い ないか軽度
バビンスキー徴候 陽性 陰性
深部腱反射 亢進 正常または軽度亢進
随伴する他の神経徴候 足クローヌス 種々の不随意運動が合併することが多い
CVDとの関係 CVDではしばしばみられる CVDでは典型的なものはみられない。パーキンソン病に典型的に出現する

 

低下:筋や腱の輪郭がはっきりせず、筋腹は平べったくみえる。筋腹を持って左右に動かすと大きく動き、柔らかい感じがする。下肢は外旋位をとることが多い

亢進:腱が浮き出して見えたり、触診すると硬い感じがする。

 

伸展性と被動性をみる。

伸展性

低下:正常よりも可動範囲が広くなる過伸展性。

亢進:正常よりも可動範囲は狭くなることがある。

被動性

被動性にはshoulder shaking testとpendulum testがある。

低下:動きが大きく、持続時間が長くなる。

亢進:振幅が小さく、動きもすぐに停止する。

 

客観的検査には以下の例がある。

・連合反応

筋緊張の亢進を背景として出現する

・自動・他動関節可動域の差

中枢神経障害による相反神経支配障害により、自動運動と他動運動での可動域が異なる。この場合、自動運動は制限されてしまう。

 

筋緊張異常があると、姿勢保持や随意的な運動を妨げるだけでなく、代償動作による過度の努力を要すると関節拘縮や変形、時には痛みを引き起こし、ADLの遂行を困難にする。

亢進に対しては、持続的伸張や良肢位の保持、患側への体重負荷、装具療法などが行われる。

低下に対しては、姿勢を整えたり、表在感覚や固有感覚などの感覚刺激によって筋緊張を高めることが試みられる。

筋緊張のアンバランスによって弱化筋の過伸張が懸念される場合、スプリントや良肢位による保護が必要になることもある。

(。-∀-)参考文献

医療学習レポート.筋緊張検査


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