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((+_+))経管栄養法と援助の話


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(p_-)題名:経管栄養法と援助の話

●援助の基本知識

◎栄養物の種類と特徴

栄養物の種類は、①天然の食品素材を用いた濃厚流動食、②軽度の消化・吸収障害があっても摂取でき、経口でも摂取可能な半消化態栄養剤、③高度の消化機能障害があっても適用できる消化態栄養剤があり、さまざまな商品が開発されている。

消化態・半消化態剤の浸透圧は、300~700mOsm/Lと高く(血液浸透圧は280mOsm/L)、消化管内に水分を引き込んでしまうために下痢をおこすことが多い。開始時はゆっくりと時間をかけて注入するか希釈するなどして慎重に投与し、徐々に滴下速度を速め、希釈した場合は濃度を戻していく。

 

◎経鼻経管栄養法と瘻管法

経管栄養法はカテーテルの挿入経路により、経鼻経管栄養法と痩管法(胃療法、空腸療法など)に大別される。経鼻経管栄養法は、経鼻的に胃内あるいは十二指腸内にカテーテルを挿入し栄養物を注入する方法であり、瘻管法は皮膚表面から消化管(胃または空腸)に通じる瘻孔を造設してカテーテルを挿入する方法である。

胃瘻法は、近年、PEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)の開発により胃瘻造設が容易になったこと、美容上も問題が少ないこと、嚥下機能を再獲得するための訓練の支障にならないことなどの面で経鼻経管栄養法に比べてすぐれており、4週間以上にわたる経管栄養が必要なときは胃瘻法にするべきであるとの見解もある。

 

◎胃瘻カテーテルの種類

胃痩カテーテルは、体内固定板の2種類(バンパー型・バルーン型)とカテーテルのタイプ(チューブ型・ボタン型)の組み合わせにより、4種類に分類される。

 

◎禁忌

胃内に留置されていることを十分確認しないまま滴下させること。胃管カテーテルの場合はとくに重要であり、誤挿入や自然抜去による気管内注入は死にいたる最も危険な合併症である。

 

●援助の実際

■胃管挿入(経鼻経管栄養法)

◎実施前の評価

(1)体格および栄養物の粘性を考慮してカテーテルを選択する。粘性が高い濃厚流動食などでは14Fr程度の太いサイズを選択し、粘性が様々である半消化態栄養剤ではその性質によりサイズを選択するが、一般的には8Fr程度の細いカテーテルを選択する場合が多い。

(2)挿入の長さを決定する。噴門部をこえる長さの目安は、鼻孔から外耳孔までの長さ、および外耳孔から剣状突起までの長さの合算である。これに胃内への挿入の長さを加えて挿入することもある。

(3)鼻翼潰瘍や鼻腔狭窄・閉塞など異常の有無を確認し、挿入する鼻腔を選択する。長期間挿入で入れかえる場合は原則として左右の鼻腔を交互に選択する。

 

◎必要物品

胃カテーテル、メジャー、潤滑剤、ガーゼ、膿盆、ティッシュペーパー、聴診器、固定絆創膏(仮どめ用絆創膏)

 

◎患者への説明

胃カテーテル挿入の必要性と手順を説明し、協力を得る。認知症や意識障害がある場合も多いが,説明は怠らない。

 

◎胃管挿入手順

(1)ファウラー位とし、頚部を回旋するとともに下顎を挙上させ、鼻先を押し上げるようにして頭部の回旋側と反対側の鼻孔からカテーテルを静かに挿入する。カテーテルが咽頭部まで達したら頚部を軽く前屈し、顎を突出するように説明し、また唾液を飲むように指示しながらカテーテル挿入を進める。頚部を回旋させることによって回旋と反対(カテーテル挿入)側の咽頭壁と喉頭蓋の空間が広がり、カテーテルがスムーズに食道入口部に入りやすくなる。

(2)咽頭部より先への挿入は、気管への誤挿入を避けるために頚部前屈位とし、患者の嚥下運動にあわせてゆっくり挿入する。

 

◎カテーテルの位置確認

気管への誤挿入を防止するために複数の方法を組み合わせた確認が必要である。

①初回挿入、再挿入を含む挿入時の確認

(1)カテーテルが気管分岐部(成人で約25cm)まで挿入されたらカテーテルの端で空気の出入りを確認する。空気の出入りがあれば気管に挿入されているのでただちに技去する。空気の出入りがなければ胃に進め、医師の指示のもとⅩ線撮影で留置を確認する。Ⅹ線撮影しない場合には、カテーテルに注射筒を接続して軽く吸引し、内容物(胃液)を得、さらにpH試験紙でpH5以下であることを確認する。

(2)挿入の長さの目印として、鼻腔の位置にマーキングしておく。

②栄養物注入ことの確認

(1)カテーテルのマーキングラインが鼻腔と合っているか確認する。

(2)口腔内視診により、カテーテルがトグロを巻いていないか確認する。

(3)胃内に10mL程度の空気を一気に注入し、心窩部で気泡音を聞く。気泡音が弱くわかりにくい場合は、左右第5~第6肋骨の高さ(前胸部における肺底部)でも聴診し、心窩部での気泡音が最も大きいことを確認する。

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(^_-)参考文献

医療学習レポート.経管栄養法と援助


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